宇宙から地球を見る。
この極めて特異な体験をした人間の内面には、いかなる変化がもたらされるのか。
十二名の宇宙飛行士の衝撃に満ちた内的体験を、卓越したインタビューにより鮮やかに描き出した著者の代表作。
宇宙とは、地球とは、神とは、人間とは――。知的興奮と感動を呼ぶ、壮大な精神のドラマ。
〈巻末対談〉野口聡一×立花隆
〈巻末エッセイ〉毛利衛
#朝リズム
志穂さんお早うございます。先程読まれたニュースで立花隆さんの訃報聞きました。宇宙からの帰還を買って夢中で読みました。ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/Jf0avhTGzZ— こうちゃん (@9OjvSb2EyLBx9vA) June 23, 2021
「1983年僕はNYに在住してました。アポロ11号の着陸生中継を正座してみてたあの朝。この本のページをめくっていく毎に飛行士の心の状況を聴き出せた名著です。買って損は想像ができません。」
「1981年8月から9月にかけてアメリカ各地をまわり、さまざまの生活を送っている元宇宙飛行士たち12人に取材してきた結果をまとめたレポート。40年前の話ではあるが、今日まで地球周回軌道における活動はあったものの、誰も月まで行ってない状況を考えると、このレポートの内容は現在でも衝撃的。実際40年ぶりに再読したが全く古びていない。」
「科学技術の極みともいえる宇宙旅行において宇宙飛行士が神秘体験をするというのが非常に興味深い。立花氏が哲学や神秘体験にも造詣が深いため彼らの思想をうまく引き出せている名著です。一方、宇宙飛行士の経歴を活かしてビジネスで成功した人の話はそれほど面白くなかった。新版では毛利衛さんの短いエッセイが追加されています。」
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