真実はベッドの中に 石持浅海 (著) 双葉社 (2022/3/10) 715円

江見は和沙との不倫現場を毎回撮影し映像に残す。

そのデータという武器を共有することでお互いの家庭を崩壊させるような裏切りを防げるというのだ。

だが和沙は江見を抱きしめたときある違和感を覚え……。(『相互確証破壊』)

美結は五十嵐という男と奇妙な二人旅をしている。

深夜の国道でヒッチハイクをしていたところを彼に拾われたのだ。

美結の誘いに乗り、車中で激しく求め合ったのち五十嵐は言った。

「君は、人を殺しているね?」(『カントリー・ロード』)他、全6編を収録。

燃え上がる欲望と冴え渡る推理。

伏線回収の快感にしびれる官能的本格ミステリの傑作! (単行本『相互確証破壊』を改題して文庫化)

著者について
1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。
2002年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト〈KAPPA-ONE〉第一期生として、『アイルランドの薔薇』で長篇デビュー。
03年に上梓した『月の扉』は様々なミステリー・ランキングで上位に選ばれ、日本推理作家協会賞の候補となる。
05年『扉は閉ざされたまま』が2006年版「このミステリーがすごい! 」第二位に選ばれベストセラーに。
他の著書に『Rのつく月には気をつけよう』『殺し屋、やってます。』『新しい世界で 座間味くんの推理』など多数。


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