エッセイの名手による旅をめぐる随想・紀行文集
旅を、ゆっくりと深く、自分らしく楽しむための流儀とは
伝説のタウン誌『谷根千』の編集人として活躍し、その後、数多くの文芸作品を上梓してきた森まゆみ。
これまでの長い作家活動の中で、埋もれていた旅に関する文章を再収録。
町歩き、聞き書きの名手ならではのいつまでも色あせない珠玉の旅エッセイ集。
祝×7周年! やったぜいか文庫! #いか文庫社員 での贈る本は『用事のない旅』(森まゆみさん)にしたっ! やったやったー! pic.twitter.com/hUD2EJ3pxb
— 朝日出版社 酒部(サケブ) (@asahipress_sake) March 10, 2019
著者について
森 まゆみ
1954年東京生まれ。作家。早稲田大学政治経済学部卒業。
1984年に友人らと東京で地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人を務めた。
歴史的建造物の保存活動にも取り組み、日本建築学会文化賞、サントリー地域文化賞を受賞。
著書は『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜」の冒険』(紫式部文学賞)など多数。
近著には『お隣のイスラーム』(紀伊國屋書店)、『「五足の靴」をゆく』(平凡社)など。
【新しい本】第一弾『用事のない旅』が好評でした。第二弾でも、旅行ガイドには載っていないような情報や、旅先での人との出会いが、味わい深く紹介されています。
《森まゆみさん『会いにゆく旅』産業編集センター》 pic.twitter.com/aupJEPtfgO— パン屋の本屋 (@panyanohonya) January 18, 2020
「とれたての海幸、山幸をただ焼いて、味つけは塩かしょうゆかかんきつ類をしぼるぐらいでかぶりつく。
この世の最高のごちそうはそこに尽きるんだと再発見した。」
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