山崎豊子『不毛地帯』のもう一人のモデルになった陸軍中佐の手記。
山崎豊子が理想の軍人と称賛した竹原潔は部下と自分の命を守るためにどう生きたか
■竹原潔・竹原裕子/すいれん舎
『抑留記
シベリア11年
将校はどう生きたか』山崎豊子『不毛地帯』のもう一人のモデルになった陸軍中佐の手記。山崎豊子が理想の軍人と賞賛した竹原潔。 pic.twitter.com/2KVdQzfAUi
— 新聞広告めで郎の残暑 (@Newspaperadver2) September 9, 2022
「届いた本の分厚さに怯んだが、意外と読み易く、土日で一気に読み切った。戦争に負けるとどうなるか、また、捕虜となって劣悪な環境でも人として生きることの意味について、深く考えさせられた。
ロシアのウクライナ侵攻の時期とこの本の出版とは偶然に重なったとのことだが、捕虜としてロシアに連行されたウクライナの人たちが、この抑留記に書かれているような、酷い目にあっていないことを祈る。」
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