ずっと、おしまいの地 こだま (著) 太田出版 (2022/8/23) 1,650円

おしまいの地シリーズ、ついに完結!

『ここは、おしまいの地』、『いまだ、おしまいの地』に続く、“おしまいの地”シリーズ三部作の完結編!

累計23万部突破した衝撃のデビュー作『夫のちんぽが入らない』、第34回講談社エッセイ賞を受賞した『ここは、おしまいの地』、名エッセイストの仲間入りをしたこだまが放つ最新刊

こだまワールドの到達点、8月23日発売!

<内容>
10年以上夫に誕生日を告げられない話、マルチ商法に漬かった母の話、ヨガ教室で反コロナに目覚めた父など、珠玉のエッセイを多数収録予定。

<著名人からの応援コメント>

言葉は自分のもの。伝えるためではなく、自分の中で言葉を醸造する。うっとりとする、地の果ての呟き。
――山崎ナオコーラ(作家)

傘をくれる本ではない。晴れをくれる本でもない。あなたが冷たい雨に打たれるとき、一緒にずぶ濡れになって笑わせてくれる本だ。
――木下龍也(歌人)

さみしいひとたちが、さみしくないふりをして生きているこの世界で、この本はちゃんとさみしい。
――永井玲衣(哲学研究者)

見てはいけないものを見たような、誰かの秘密を聞いてしまったような。そんな静かな独白が、小気味良い笑いを連れてくる。
――僕のマリ(文筆家)

<目次>
先生のお葬式
きょうが誕生日だってずっと言えなかった
ピカチュウの凧
花火きれいでしたね
抗鬱の舞
何かに目覚めた私たち
タイムカプセルの行方
日記(2021年~)
父の終活
直角くん
あの時の私です
ぺら草
ほのぼの喫茶

※本書は『Quick Japan』連載「Orphans」(2020年10月~2021年12月)/ブログ『塩で揉む』(2021年~)/『OHTABOOKSTAND』(2022年6月、7月)に大幅な加筆・修正を加えたものです。

「冒頭に担任の先生の葬式の話があり、しんみりと始まったなと思っていたら、旦那さんが自身の誕生日を知らないと言う話になり、貴方も旦那さんも何をしていたのですか?という方向へ進み、以後笑ってはいけないのに笑ってしまう話が続きます。
御尊父がガンになった事で、御母堂がいかがわしい治療法に頼るのは「あるある話」で済むかもしれませんが、そのおかげで始めた御尊父の「終活」話と著者自身の職歴の話は申し訳ないのですが大笑いさせていただきました。無職歴が長いのか多彩な職歴なのかは議論がわかれるところだと思います。」


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