実際、昔と比べて日本はどれぐらい「暑く」なっているのか。
データをみたらやばかった。
とにかく暑い日々が続いている。昔と比べて夏が暑くなった気がするのですが、実際にはどうなのでしょうか。
気象庁のデータなどを元に調べてみました。
目次
実際暑い!
気象庁によると、日本は昔に比べて明らかに暑くなっています(図参照)。
日本の気温は100年あたり1.28℃の割合で上昇しているそう。
真夏日・猛暑日・熱帯夜も、いずれも増えています。
1910~1939年と、1991年~2021年の平均日数を比べると
真夏日は約35日→約41日、
猛暑日は約0.8日→約2.5日、
熱帯夜は約9日→約23日、
に増えていました。
しかも、ここまでの数字は、都市化の影響を比較的受けていない場所で調査したもの。
暑い日は水浴びを楽しもう?? pic.twitter.com/PbCm1P7fiG
— ターコイズくん / サザナミインコ (@taaaaa0501) July 31, 2022
都市部は「ヒートアイランド現象」の影響でもっと暑くなっている
例えば、東京では100年あたりの平均気温が、2.6℃の割合で上昇。
1910~1939年と、1991年~2021年の平均日数を比べると、
真夏日は40日→53日、
猛暑日は0.5日→5.3日、
熱帯夜は3.8日→30日、
と大きく増えていました。
猛暑日と熱帯夜の変化をグラフにしてみると、ここ最近、大きく増加していることがわかります
【2022年8月1日】
おはようございます。文京区の今の天気は晴れ??8月スタートですね 暑いです
今日は水の日です
水に超感謝してかき氷食べました
今月もよろしくお願いします(‘ω’)#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う#企業公式夏のフォロー祭り pic.twitter.com/AGGc0gzSNo— ほうきもち@東京法規出版【公式】 (@houki_mochi) August 1, 2022
地方出身 → いまは都会だとなおさら暑く感じそう
温室効果ガスの増加が主因とされる世界規模の温暖化、それに都市部のヒートアイランド現象が加わって、日本は実際に暑くなっています。
特に、地方で自然に囲まれて育った人が都市部に出てくると、「昔より暑くなった」と感じるでしょう。
最近はテレワークの推進などもあり、「涼しい場所で働く」という選択肢が以前よりも現実的になってきています。
たとえば、最近話題の千葉県勝浦市は「100年猛暑日知らずの街」として、観測史上1度も猛暑日を記録したことがないと涼しさをPRしています。
もし、いまいる職場が完全テレワークOKだとしたら、こんな地域に住居を構えてみるのもいいかもしれません。