『ロッキーVSドラゴ』30年以上前の映画が新作で帰ってくる

スタローンが伝えたかった“新生ロッキー” 『ロッキーVSドラゴ』胸アツな場面写真公開

シルべスター・スタローンが監督・脚本・主演を務めた映画『ロッキー4』を、スタローンが自らの手で42分の未公開映像を加えて再構築。

新たなロッキーシリーズ『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』より、胸熱な場面写真が解禁されました。

シリーズ最大のヒット

シリーズ最大のヒット作となった『ロッキー4』(米国1985年、日本1986年公開)で監督・脚本・主演を務めたスタローンは、長い間、自分が理想とする作品に作り直したいという思いを持っていたそう。

コロナ禍で時間ができたスタローンは、すべての映像に目を通し、未使用シーン、音声トラック、劇伴にいたるまで何百時間もかけ徹底的に見直しました。

そして、王者ロッキー、元王者アポロ、殺人マシーン・ドラゴらファイターたちの闘いまでの道のりに焦点を当て、物語を再構築。

米国での公開35周年を迎えた2020年に、新作といっても過言でない新たな「ロッキー」を誕生させたのです。

ネットでは歓喜の声も

王者アポロ・クリードとの戦いを経て、チャンピオンとなったロッキー・バルボアの前に、ソ連から“殺人マシーン”イワン・ドラゴが現れます。

ドラゴとの激戦によって、ライバルであり親友のアポロを失ったロッキーは、対ドラゴ戦のため、ソ連へ乗り込むのですが…。

シルベスター・スタローンの誕生日である先日7月6日に、日本での劇場公開決定が報じられるとネット上には歓喜の声があふれ、ツイッターのトレンドランキング入りも果たすほどの大反響を呼んだ本作。

その中には、米国では一晩限りの限定上映だったにもかかわらず、日本では8月19日より全国の映画館のスクリーンで鑑賞できることを喜ぶ声も。

さらに「94分中、42分が未公開シーンって、それもう新作ですね」といった、上映時間が1985年版『ロッキー4』の91分に対して、『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』が未公開シーン42分を加えた上で94分になっているということに疑問符がつく投稿も相次いでいました。

未公開シーン満載

今回解禁された場面写真は、ロッキーとドラゴがリングの上で対峙する、これぞ『ロッキー4』と言える名シーンから、喪服のロッキーとエイドリアンが語る場面など、1985年版には入っていない未公開シーンを加えた蔵出しカットも。

スタローンが納得いくまで見直し、ドラマに比重をおいて再構築した胸アツ度マシマシの本作は、現在反響を受け公開劇場も続々増加中。

今夏はロッキー旋風が、日本をさらに熱くします。

映画『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は、8月19日より全国公開。

ネットの声

「いやぁ生きててよかったなぁ。。
スタローンもロッキーシリーズも大好きでクリードもちゃんと全部観てました(自分が生まれる前のロッキー1?5はDVDですが…)
自分が生まれるより前の時代で勢いも肉体的にも全盛期バリバリのスタローン、ロッキーをまさか自分が大人になってから映画館で観れるとは思いもしなかった。。
スタローン自身もロッキーもロッキー4くらいが全盛期のはず。
ロッキーは2?3がボクサーとしての全盛期って意見もあるけど。」

「ロッキーシリーズはロッキーバルボアという1人のボクサーの軌跡なのでどの作品も好きですが、個人的には劇場で大号泣したファイナルがベスト。でも思春期にビデオで繰り返し観た4もしっかり刷り込まれてます(クリードシリーズはスタローンも言っていたようにあくまでロッキーシリーズのアナザーストーリーであってファイナルから続く物語ではない)。」

「ロッキーシリーズは全て観させてもらいました。
ロッキーが引退してからの作品は残念でしたが、この作品はロッキーシリーズの中でも上位の作品だと思います。
何十年も経ちますが、未だにロッキーのテーマを聞くとテンションが上がりますし鳥肌が立ちます。
絶対、観に行きます。」

おすすめの記事