大人気だったスケバン刑事…当時はみんな辛かった!?

斉藤由貴「スケバン刑事」は「ずっと辛かった」 南野陽子も「気持ちも体もしんどかった」

霜降り明星がMCのBSフジの音楽バラエティー番組「霜降り明星のゴールデン☆80’S」(日曜、後8・00)のレギュラー番組としての初回が10月9日に放送。

かつてドラマ「スケバン刑事」で主演した斉藤由貴(56)、南野陽子(55)、浅香唯(52)がそろって出演しました。

ずっと辛かった

「スケバン刑事」について斉藤は

「私には合わないと思いました。『卒業』でデビューしている訳ですから、なぜ私?って。最初はものすごく反発というか、色々言いましたし、収録最中もそういう意味ではずっと辛かったです」

と明かすと、南野も

「やっている時はしんどかったです。気持ちも体も」

と明かしていました。

斉藤の「スケバン刑事」が1985年4月から10月まで、その後11月から南野の「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説」が放送されました。

鉄仮面はどうだった?

鉄仮面を被るという設定に斉藤から

「南野さんに一番聞きたかったのが拒否しなかったのかっていう」

と聞かれた南野は

「最初にマネジャーさんから聞かされたのが学園ものですっていう。だから金八先生みたいなイメージが最初頭にあったんです。その後にスケバン刑事ですって言うので斉藤由貴ちゃんがやっているやつか~って。でもこんなにすぐで、同じわけはないと思って、何回か台本をもらった3回目くらいに鉄仮面伝説って台本に入っていて、で、ん?って。それで石膏だし…」

と語り、初めて撮影所に行った時に

「ロッカーの上みたいな所に寝てくださいって。石膏で仮面の型を取るんで鼻にストローとか刺して」

というエピソードも披露。

アクション以前に運動音痴??

さらに、

「私アクションが、本当に運動が苦手だったので、鉄仮面よりアクションが大変。ヨーヨーとか。嫌だ嫌だと思って、がっかりしたのは覚えています。だけど、想像力がそれほどなかったから、どんな作品か頭に浮かべることができなくって。最初はすごいところに来てしまったって。やっている時はしんどかったです。気持ちも体も」

と明かしていました。

ネットの声

「結果としてファンの皆さんは、とても楽しみにしていた。ここに演者側とファンとの大きなズレがあったことも事実存在していた。
それでも3人もと似合っていたし 頑張って良い作品を創りあげていた。辛かったことも含めて良き思い出として心に残しておいてもらいたいですね。」

「当時、斉藤由貴さんが面識もないのに南野陽子さん宅に突然尋ねてきたというエピソードがありますよね。夜中に電話でこれからお伺いしますと言われた南野さんは、本当は次の日も撮影があって休みたかったのに、芸能界の先輩だからと一生懸命に接待に努めたそうで。なのに斎藤さんは、ごめんなさい、やっぱり私帰ると言い出して。
何となく斎藤さんの不思議ちゃん的なエピソードで語られてきましたが、今なら斎藤さんの気持ちも分かります。休みもなく次から次へと仕事を忙しくこなして、しかもやりたくない不本意な仕事もあって、きっと同じ境遇にいると思えた南野さんと愚痴話をしたかったんでしょうね。」

「アクションが、あの大野剣友会だし、殺陣師も岡田勝さんでしょ。今から思えばそりゃぁ大変だったと思いますよ。相手が仮面ライダーだし。でもやられ役の剣友会のメンバーが上手いから主役の人が際立つ仕上がりになってた。大野剣友会にとっては、これが東映で表立った仕事の最後だったように思います。」

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