『トップガン マーヴェリック』映画監督が惚れる映画

映画『トップガン』の評価は?

新海誠ら日本の映画監督が称賛。

感想の言葉に表れていた、ある“共通点”

公開されてから初の週末を迎えたトム・クルーズ主演の映画『トップガン マーヴェリック』。

SNSで続々と劇場での鑑賞報告が寄せられる中、日本の映画監督からも称賛されています。

『君の名は。』などで知られるアニメーション映画監督の新海誠はTwitterで「映画館で映画を観たいという欲望を、久しぶりに気持ち良く満足させてもらえました」などとツイートしています。

「がんばろう、あらためて」。トップガンから刺激

新海誠は5月29日にTwitterで「とても久しぶりに映画館に行き、『トップガン マーヴェリック』を観てきました。凄く良かったです!」と感想をツイート。

続けて、「映画館で映画を観たいという欲望を、久しぶりに気持ち良く満足させてもらえました」と綴った上で、

「僕たちの作っているものも、仕事のスケールはずいぶん違うのだろうけれど同じ映画です。がんばろう、あらためて」としていました。

36年ぶりに続編が公開された作品から刺激を受けたようで、映画制作への決意を新たにしていました。

カメ止め監督「久々に語彙を完全に失うほど」

また、『カメラを止めるな!』などで知られる映画監督の上田慎一郎も公開初日の27日、感想をTwitterに投稿したのです。

上田慎一郎は作品を「5分毎に『最高』が押し寄せる超絶胸熱どエンタメ」と評価。

その上で、「コクピットと化した映画館の座席でマッハの世界を体験する極上の時間。

久々に語彙を完全に失うほど、ただただ映画を観る喜びにうち震えてた…」とつづっていました。

劇場で観ること

新海誠と上田慎一郎の2人のツイートに共通していたのは、この作品を劇場で観る(観た)ことの意義について触れていた点です。

実際、先日宣伝活動のため来日していたトム・クルーズはイベントで「テレビでは絶対に観ないでください。これは映画です。皆さんのために作った映画ですから」と日本のファンに呼びかけていたのです。

本作の制作にあたっては「戦闘機のコックピットにいかにして観客を送り込むか」を考えたというトム。

実際に、IMAXで鑑賞したという人からはSNSで「トムと飛行機に乗っている感覚だった」などという感想も寄せられていました。

ネットの声

「『トップガン マーヴェリック』の撮影秘話を読んでるけど驚愕しかない。流石に飛行シーンはCG使ってるのかなと思ったら使ってないらしい。パイロットが猛烈なGを受けるシーンは役者が本当に戦闘機に乗ってGを受けてるらしい。そりゃ観客もGを体感するわけだよ!」

「まじめな話『トップガン マーヴェリック』の成功は、ヒットするとすぐに安易な続編が作られて価値が貶められてしまった作品が多いなか『トップガン』で大スターになったトムが権利を買って下手な続編が作られないよう長年企画をあたためていたのが大きいよね…」

「『トップガン マーヴェリック』が、トム・クルーズ史上新記録かつ初の全米オープニング1億ドル超えとなる週末興収1億2400万ドルで初登場首位。劇場から足が遠のいていたover40歳を大量動員しただけでなく、全体の45%が前作公開時に生まれていなかった35歳以下の客層とのこと」

Hulu

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