江川卓氏「Going!」卒業…現場復帰は??

江川卓氏「Going!」ラスト出演で意味深発言「私はもう少しマウンドに」

元巨人投手で野球解説者の江川卓氏(66)が、年内での卒業を発表していた日本テレビ系スポーツ番組「Going!Sports&News」の12月25日深夜の放送で、最後の出演を迎えました。

原監督からメッセージも

江川氏は94年スタートの前身番組「スポーツうるぐす」でメインキャスターを務め、2010年から「Going」に11年8カ月出演。

この日の放送では「江川卒業SP」と題して、番組での江川氏のMCぶりや、試合解説で選手の様子や変化を見極めて結果を当てる「予言解説」を展開してきたことなどが特集されました。

巨人原辰徳監督(63)からはビデオメッセージが届き、これまでの労をねぎらわれるとともに、

「まだまだ江川さんは体も知力もお若いでしょうから、少し時間があるんであれば、実弾飛び交うジャイアンツのところに降りてコーチ、あるいは監督という形でやってもらえる可能性も、ちょっと増えたのではないかと思っています。先輩、ご苦労さまでした」

と、今後の監督業も期待されたのです。

臨時コーチはしない

MCのくりぃむしちゅー上田晋也もこのVTRを受け

「我々としても、江川監督って言うのを見てみたいというのは長年思っているんですけど。そういう方向性というのはいかがでしょう」

と問いかけると、江川氏は「ほぼないですね」と回答。

上田が「え~やりましょうよ」と食い下がると「ないと思いますよ」と淡々と続けていました。

上田はあきらめず「ひょっとしたら原監督から『ちょっと江川さん、お願いします』って、臨時コーチとかあるかもしれませんよ」と粘ると、

江川氏は「そうですね、臨時であれば、やらないですね」とクールな返答で笑いを誘っていました。

ただ、最後は上田が

「やってくださいよ、日本中に見たい人がいっぱいいますから。その日を楽しみにしたいと思います」

と言うと、江川氏はまとめるように「はい」と回答。

今後の監督就任を“完全否定”はしませんでした。

意味深なコメントも

終盤には、今年まで巨人の場内アナウンスを担当した山中美和子さんの「9番ピッチャー江川、背番号30」のアナウンスに送られてあいさつ。

江川氏は視聴者やスタッフに感謝の言葉を述べると、「私はもう少しマウンドに登ってみたいと思っています。ありがとうございました」と、意味深なコメントで締めたのです。

江川氏の年内での番組卒業は11月27日の放送内で発表されていた。

ネットの声

「落合も江川の野球理論、監督しての資質を高く評価しているだけに江川監督を見てみたいけどね。江川ならどこの球団の監督をしても面白そう。」

「江川は入団時のいきさつから、常に「引け目」を感じてここまで来ているように見える。一歩引いた所にいつも居る感じ。もっともっと前に出てみても良いと思うのですが…。」

「江川さんは入団時のイメージが凄く悪かったし当時人気の無かったパ、リ-グには最初から入団拒否をしてた。高校卒業で入団してたらもっと凄い記録も残したかも知れない。引退して解説者になってからは分かりやすくて的確な解説で面白かったな~。一旦お疲れ様でした。」

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