スマホのフリック入力の利用者、実は少数派だった。
ネット「フリック少数派マジ?」「半数以下とは…」
キーをタッチして、指をスライドさせることで文字を入力する方法「フリック入力」。
スマホ独特の文字入力方法ですが、このフリック入力を利用する人の割合は、どの年代でも半数以下だったことが、NTTドコモのモバイル社会研究所の調査でわかりました。
これがネットで
「ほとんどの人がフリック入力だと思ってた」
「残りの人はどうやってスマホに入力してるんだ…」
などと話題となっています。
目次
最新のスマホ利用者行動調査
この結果は、NTTドコモのモバイル社会研究所が今年2月に全国の15歳から79歳男女5,652人を対象に実施した「2023年スマホ利用者行動調査」によるもの。
調査の結果、フリック入力の利用率は、男女とも若年層のほうが割合が高くなるものの、どの年代でも割合は半数を超えませんでした。
具体的なフリック入力の利用率は、15歳から24歳の男性は33%、女性は47%で、
25歳から39歳の男性は30%、女性は32%で、
40歳から59歳までの男性は19%、女性は20%で、
60歳から79歳までの男性は10%、女性は7%という結果になりました。
15歳から24歳の女性がフリック入力の利用率が最も高く、47%でした (モバイル社会研究所調べ)
職業別では
職業別でみると、学生のフリック入力の利用率が顕著に高く、43%となっていました。
次いで、会社員・団体職員が23%、公務員・教職員が22%と続きました。
一方で、もっとも利用率が低かったのは専業主夫・主婦で14%となりました。
フリック入力は学生が最も利用している (モバイル社会研究所調べ)
フリック入力は主流ではない
世の中の主流はきっとフリック入力なのだろうと思い込んでいましたが、若者でも半分以下にとどまるなど、調べてみると思いのほか少数派となりました。
このほか同調査では、フリック入力の使用可否と、スマホでの各種サービスにおける利用率の関係などの調査もおこなっているので、興味があればチェックしてみてください。
日本だとSiriは誰も使ってないけど、アメリカで音声入力が意外に普及してる。電車でスピーカー通話しても気にしない文化もあるけど、英語のキーボード入力は手間が大きい。日本語はテンキー+フリック入力との相性が良すぎた。
— Shogo Hayakawa | CoeFont(早川尚吾) (@pigiipanku) November 17, 2023
ネット上では
「フリック入力の人半数しかいないの?!残りの人はどうやってスマホに入力してるんだ…」
「フリックって8割9割占めてると思ってた、連打してる人の方が多いてこと?」
「半分以上がフリック以外なの初めて知った。てっきりみんなフリックなのかと」
「フリックに慣れちゃったらもう戻れない、、、」
「え、フリック少数派ってマジですか?」
「両刀使いだが、フリックしか使えないって人はパソコンのキーボードは打てないのかな」
「思ったより少ねぇ。8割方フリック入力だと思ってたが」
などの声が寄せられていました。