2022年5月より高齢ドライバーの“運転技能検査”開始

高齢ドライバーの「運転技能検査」来年5月13日開始…期限までに合格できなければ免許失効

一定の交通違反歴がある75歳以上のドライバーに義務づけられる「運転技能検査」について、警察庁は11月4日、来年5月13日に開始する方針を明らかにしました。

免許更新時、期限までに合格できなければ、車の運転免許を失うことになります。

不合格でも原付免許は維持

検査は、高齢ドライバーによる重大事故の多発を受け、昨年6月に成立した改正道路交通法で新設が決まったもの。

教習所や運転免許センターで実際に車を運転してもらい、安全に運転できるかどうか確認します。

検査は免許有効期限の6か月前から何回でも受検できます。

合格できなかった場合、運転免許を更新できませんが、希望すれば、生活に必要な原付きバイクなどの免許は維持できるそう。

対象は年間約15万人を想定

受検を義務づけられるのは、起点日(免許有効期限の直近の誕生日から160日前)から過去3年間に、信号無視や逆走、速度超過など11類型の違反があった人。

こうした違反歴のある人は、死亡・重傷事故の発生率が通常の約2倍に高まるとされています。

警察庁では、免許更新を迎える75歳以上の7%程度に当たる年間約15万人が受検対象になるとみています。

6か月の受検期間を確保するため、来年10月12日以降に75歳以上の誕生日を迎える人から対象となります。

サポカー限定免許も

改正道交法ではこのほか、自動ブレーキなどの安全装置を備える「安全運転サポート車」(サポカー)に限定した免許の創設も決まっています。

希望する人が自ら申請して免許を切り替える仕組みで、同じく来年5月13日に制度を開始する予定。

ネットの声

「都市部のお年寄りは公共交通機関があるからまだいいですが、田舎のお年寄りは買い物や通院に絶対必要なのだから簡単に運転免許を手放してもいい環境を作ってあげてほしい。」

「対象となる違反歴の無い人には無条件で更新なのはどうなんだろう?反射神経のテストなど、衰えを自覚させて免許返納を促す仕組みも検討した方がいい。」

「違反や事故がなくとも、学科試験と実地試験をしてほしい。高齢な両親の運転に不安を感じている人は多いです。子供に言われてもなかなか老いを認めず、免許を手放さなくて困っています。いつか他人を巻き込んで不幸にする事故を起こすような気がする。そんなのは本人も周囲も不幸になるだけ。そんなことになる前に、国で安全基準を満たさないドライバーから免許を取り上げて欲しい。」



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