最新のiPhoneが出たら気になるよね…費用を試算してみた

iPhoneの「最新機種」は本当に必要?

「毎年」「5年ごと」で生涯の差額はどれくらい? 費用を試算してみました。

今や多くの人にとって生活の必需品となったスマートフォンですが、みなさんは何年おきに買い替えていますか?

「毎年買い替える」、「機種代の分割払いが終わったら買い替える」、「壊れたら買い替える」など、個人の価値観によってさまざまでしょう。

ここではiPhoneを買い替えるタイミングの違いによって、生涯に使うiPhoneの機種代がいくら変わるのかを計算してみたいと思います。

iPhoneの価格

ここでの計算に使用するiPhoneの価格は、「Apple公式サイト」に記載されている金額とします。

分割払いや下取り価格などもこちらを参照します。

2023年7月時点における最新機種は「iPhone14」で価格は11万9800円(税込)からとなっています。

【買い替えるタイミング別】生涯に使うiPhone代

それでは、「毎年買い替える場合」、「機種代の分割払いが終わったら買い替える場合」、「壊れたら買い替える場合」の3パターンにおいて、生涯でiPhoneに使うお金を計算してみましょう。

iPhoneの利用期間は20歳から80歳までの60年間とします。

毎年買い替える場合

常に最新機種を求める人は、ほぼ毎年買い替えるでしょう。

例えばiPhone14を11万9800円(税込)で購入。

iPhone13を最大下取り額の6万6000円で下取りに出した場合、

実質の支出は5万3800円となります。

これを60年繰り返すと仮定した場合、生涯でiPhoneにかけるお金は、5万3800円×60年=322万8000円です。

機種代の分割払いが終わったら買い替える場合

次に、その時の最新機種を36回払いの分割で購入し、分割払いが終了した時点でまた最新機種を36回払いで購入を繰り返すパターンです。

iPhone14を11万9800円(税込)で購入する際には、3年前に購入したiPhone11を最大下取り額の3万3000円で下取りに出し、実質的には8万6800円を支払います。

60年間だと買い替えが60年÷3年=20回訪れるので、iPhoneの総支払額は8万6800円×20回=173万6000円となります。

壊れたら買い替える場合

最後に、壊れたら買い替える場合です。

壊れるタイミングは人それぞれですが、ここでは5年サイクルと仮定しましょう。

iPhone14を11万9800円(税込)で購入する際には、5年前のiPhone8を最大下取り額の1万1000円で下取りしてもらい、実質では10万8800円になります。

これが60年のうちに60年÷5年=12回繰り返されるので、10万8800円×12回=130万5600円が生涯に使うiPhone代です。

毎年買い替える場合と5年おきでは約200万円の差に

iPhoneを「毎年買い替える場合」は322万8000円、「機種代の分割払いが終わったら買い替える場合」は173万6000円、「壊れたら買い替える場合」は130万5600円という結果になりました。

毎年買い替える場合と5年おきとでは約200万円もの差になっています。

ただし、この金額は現時点におけるiPhone14をベースに計算している点に注意しましょう。

iPhoneは物価高騰の影響を大きく受けており、2023年にリリース予定のiPhone15は過去最高値となることが予想されています。

頻繁に買い替える人と壊れるまで使う人との差額は、さらに開くことが想定されます。

ネットの声

「ここ数年の機種はさほど進化を感じません。シネマティックモードとか常時表示ディスプレイとか、ほんとに必要か?って機能ばかりついて価格は右肩上がりに高くなっているし、iOSサポートが切れるまでは使い続けようと思う。」

「毎年買い替えても、たかが322万円なんですね。iPhoneから得られる恩恵から考えるとめちゃくちゃ安いと思います。車は200万円を5年で買い替えたら、2,400万円。俺の場合は、車はそんなに使わないので、車を節約して、iPhoneはあまり気にしないことにします。」

「ヤフオクなどで売り捌き毎年替える派です。大事に使ってたら差額3万円位で新しい機種が買えます。個人個人で価値観が違いますし、自分のサイクルが1番オススメではないのですが、やはり毎日長時間使う物ですし最新機種の方が快適なのは間違いないので、自分は毎年買い替えています。」

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