4630万円誤送金先の田口翔はネットで調べまくって知識を…

橋下徹氏 4630万円を誤送金された男性は「思いっきり情報収集したんでしょう。ネット調べまくって」

全額の返還を求めて提訴

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(52)が5月13日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。

山口県阿武町が12日、住民税非課税の463世帯を対象とした新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を、誤って1世帯に振り込んで回収できなくなった問題で、この世帯に全額の返還を求めて提訴する議案を町議会に提出し、本会議で全会一致で可決されたことに言及しました。

男性とは連絡が取れず

阿武町は12日、世帯主の男性(24)を相手取り、山口地裁萩支部に提訴しました。

町によると、男性は返還を拒否し「入金されたお金は口座から動かし、戻せない。罪は償う」と説明した後、連絡が取れなくなったそうです。

町は「不当利得の返還」を求める訴訟を起こし、弁護士費用などを含め5100万円余りの支払いを請求します。

思いっきり情報収集を

橋下氏は、阿武町が提訴した男性について

「(誤送金を知った時に)思いっきり情報収集したんでしょう。ネット調べまくって、この問題は法律的にどうなんだってことを、弁護士もいろんな見解を過去の事例で出してるんでいろいろ調べたんだと思います」

と自身の見解を述べ、

「今までだと弁護士に直接会いに行って法律的な見解を聞かなきゃいけなかったんですが、今はもういろんな情報があふれているんで」

と説明していました。

ネットの声

「「金は動かして返せない」とは、借金返済に充てたとか?
全ての借金を返済し、どこか地方でほとぼり冷めた頃に生活始めるつもりだろうか。
どちらにせよ4630万じゃ一生生活は難しいので、いずれ働かないといけないだろう。
が、仕事するにしても家借りるとしても住民票とかどうするのだろう。
名前も公表されるだろう。
これからの人生4630万の為に茨の道をいく必要なんて無いだろうに。
「役場に非がある」と言ってるそうだが、確かに役場のミス。
ただ、誤送金したお金をそうと知りながら返金しないのは別問題だと思う。
大金ではあるが、人生棒に振る金額では無い。
それに「これまでの判例」を調べて動いてるかもしれないが、あくまで「これまで」の事。
彼が思ってるような展開になるとは限らない。」

「今回約5100万円の請求は認容されることになるので、今後多額の債務を負いながら生きていくことになります。時効についてコメントしている方もいますが、判決による債務名義の時効は10年で、時効完成前に再度訴訟を行えば永続的に時効は完成しません。つまり、彼は生涯差押に怯えながら生きていくことになります。また、自己破産についても免責の問題がある上、費消し尽くすことを前提になります。
いまだ24歳の若者が実名が明かされることで、いわゆるデジタルタトゥーとして残り続けることや、親族友人との関係も切れてしまう可能性が高いなどの不利益を考えると、正義不正義抜きにして本人の立場に立っても全く割に合わない判断でしょう。」

「ネットには「人のやることだから間違いがあるのは仕方ない。責められるべきは大金を受け取った側」といった意見が多いのですが、容易に同調できません。
一般企業においても、支払いや振込などは幾人でも何度もチェックを重ねます。
それでも稀に間違いがあるのはたしかですが、ここまで額を間違えることはありえません。
そもそもシステムとして、考えられないような数字が出た時に自動的にチェックが入るようなことになっていなかったのでしょうか。
「間違えてしまった職員は食事も喉を通らない状況」といった情報も流れましたが、そんなお涙頂戴的な話で行政事務の大きな誤りが許されるものではないでしょう。
職員個人を責めるということでなく、組織としての事務の取り扱いがどうなっていたのかを根本的に見直すことをしなければ、また同じことが起きます。」

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