Appleが日本のiPhoneやiPadの販売価格を大幅値上げ、最大6万円超の上げ幅
2022年6月30日(木)、Appleが日本におけるiPhoneをはじめとする各種製品を値上げしました。
Appleの主力製品であるiPhoneの場合、最大4万円の値上げを記録しています。
目次
公式オンラインストアでいきなり価格改定
Appleの公式オンラインストアであるApple Storeが更新され、日本でのApple製品の販売価格が改訂されました。
iPhoneの現行モデルの中で最も高価なiPhone 13 Pro Maxの場合、最も高価な1TBモデルが19万4800円から23万4800円に4万円も値上げされることとなっています。
なお、値上げ前のiPhoneの販売価格はウェブアーカイブで確認可能です。
iPhone値上げの件、憎むべきはAppleじゃなくて、給料が30年も上がってない日本。
給料が上がっている欧米の人にとっては普通の事だろうな。— キノこ (@kinoco78) June 30, 2022
Appleの各種製品の販売価格がどの程度値上げされたのかは以下の通り
・第3世代iPhone SE (全て税込価格)
64GBモデル:5万7800円→6万2800円
128GBモデル:6万3800円→6万9800円
256GBモデル:7万6800円→8万4800円
・iPhone 13 mini
128GBモデル:8万6800円→9万9800円
256GBモデル:9万9800円→11万4800円
512GBモデル:12万2800円→14万4800円
・iPhone 13
128GBモデル:9万8800円→11万7800円
256GBモデル:11万800円→13万2800円
512GBモデル:13万4800円→16万2800円
・iPhone 13 Pro
128GBモデル:12万2800円→14万4800円
256GBモデル:13万4800円→15万9800円
512GBモデル:15万8800円→18万9800円
1TBモデル:18万2800円→21万9800円
・iPhone 13 Pro Max
128GBモデル:13万4800円→15万9800円
256GBモデル:14万6800円→17万4800円
512GBモデル:17万800円→20万4800円
1TBモデル:19万4800円→23万4800円
・iPad mini
64GBモデル:5万9800円→7万2800円
256GBモデル:7万7800円→9万4800円
・iPad
64GBモデル:3万9800円→4万9800円
256GBモデル:5万7800円→7万1800円
・iPad Air
64GBモデル:7万4800円→8万4800円
256GBモデル:9万2800円→10万6800円
・11インチiPad Pro
128GBモデル:9万4800円→11万7800円
256GBモデル:10万6800円→13万2800円
512GBモデル:13万800円→16万2800円
1TBモデル:17万8800円→22万2800円
2TBモデル:22万6800円→28万2800円
・12.9インチiPad Pro
128GBモデル:12万9800円→15万9800円
256GBモデル:14万1800円→17万4800円
512GBモデル:16万5800円→20万4800円
1TBモデル:21万3800円→26万4800円
2TBモデル:26万1800円→32万4800円
・第3世代AirPods
2万3800円→2万7800円
・AirPods Pro
3万580円→3万8800円
・AirPods Max
6万7980円→8万4800円
海外メディアの9to5Macは「円安が影響している可能性がある」と指摘しています。
◆iPhone ????一斉値上げ
Appleはきょう7/1、iPhone, iPad, Apple Watchなどを日本で一斉値上げしました。急激な円安を反映したものとみられます。「為替20円円安」より、「iPhone 2万円近く値上げ」の方が、円安インフレを身に染みて感じます。秋発売とみられるiPhone14も円の価格が高くなりそうです pic.twitter.com/BgJ30E7dYX— 後藤達也 (@goto_finance) June 30, 2022
予告無しの値上げ
アップルの公式サイトでは、これまで9万8800円からの販売だったSIMフリーのiPhone13は販売価格が1万9000円上がり、11万7800円からとなっていて、最上位機種では4万円値上げしたものもあります。
値上げの理由について、アップルの関係者は「急激に進む円安ドル高の影響」だとしています。
アップルは4月の決算会見で、ドル高によって収益に悪影響が出ていると指摘していました。
また、アップルが予告なしで値上げしたことについて、スマホ業界に詳しい専門家は「転売目的での大量購入を防ぐためだったのではないか」と分析しています。
iPhoneの値上げ、中国方面の転売屋が円安で本土との価格差で儲けまくっていたインセンティブが激減するので、たぶん「カネさえ払えば日本国内でiPhoneが入手しやすくなる」という意味でいいニュースかも。転売屋ではなくアップルに払うということでもあり
— 多根清史 (@bigburn) June 30, 2022
ネットの声
「iPhoneの販売価格は全世界で日本が安さナンバーワンだそうだ。その為に仕入れ目的で購入する外国人が殺到しているそう。アップル社としては世界基準で同程度の価格で販売したいから、値上げに踏み切ったと思う。」
「円安のデメリットですよね。こうやっていろんな輸入品が値上がりしていくんでしょうね。買いたいものがあるなら早めに買ったほうがいいのかな。」
「iPhoneユーザーとしては、コレは痛い。仕方ない値上げでしょうが次回の新作iPhoneの値段も気になるところですね。」
「予告はないけど、多くの人が予想はしていたよね。自分は割安なiPadProを先月買いました。」