日本にあってフランスにはないもの…世界標準だと思ってた!?

「なぜフランスにはないんだ……」 

日本のアパートを訪れた外国人夫妻が絶賛した“意外な住宅設備”とは

日本を訪れたことのないフランス人夫妻が、日本のアパートにある設備を見て絶賛する動画が、再生回数約45万回を記録するなど話題を呼んでいます。

アパートの設備を次々と称賛

投稿したのは日本在住のフランス人YouTuberのBebechanさん。

今回の動画では両親をフランスから招待し、日本の家に驚く両親の様子を伝えています。

両親はまず、2人が滞在するアパートで驚いたことを語っていきます。

最初に評価したのはエアコン。

お父さんはその静かさに着目し、お母さんも温度調節のしやすさに言及しています。

続いて「トイレの機能(シャワー式トイレ)は試した?」と聞くBebechanさんに、お父さんは「天国だったよ!」と返事。

シャワーが的確にお尻に当たることについて「お尻の位置を感知するカメラがあるのかとさえ思った」と驚きを隠せないようです。

網戸を絶賛

またお母さんは、収納がたくさんあることや、窮屈さを感じないことなど、部屋のつくりそのものを評価。

フックや滑り止めが付いたハンガーも、

「袖のないドレスとか、いろいろ掛けられるの!」
「ズレないし、上にもう1枚掛けられるし!」

と気に入った様子でした。

次に両親はBebechanさんの住むアパートへ向かいます。

ここでお父さんが注目したのは網戸。

「蚊や虫よけに最適だ」
「窓枠の中にあって素晴らしいよ!」
「なぜフランスにはないんだ……フランスでも蚊は迷惑なのに」

と絶賛していました。

フランスでも似たものはあるようですが、現地ではカーテン状の蚊帳のようなものをピンで吊るす方式だといいます。

トイレはやっぱり定番

そして、ここでもお父さんは「快適すぎて話尽きないぐらいだぞ!」と日本のトイレを絶賛。

お母さんも「トイレの上に手洗い場があるのがすごいわ」と、水を節約し、スペースと時間の無駄を省ける日本のトイレを称えています。

他にも多くの日本のアパートの便利なポイントを語るBebechanさんの両親。

いずれの設備も日本にずっと暮らしているとほとんどが当たり前のものですが、お母さんは「日本人は効率的なひらめきでスペースを最適化するのね」、お父さんは「文化的な特徴もあるかもしれないな」と分析しています。

動画を見た人からは

「外国の人に『網戸』と『トイレのタンクの手洗い』を感心されると、子供の頃から当たり前のように使っていたものがものすごい日本ローカルなんだと改めて気付かされます」

「外国の方ならではの視点が多くて面白かったです。見慣れたものが様々な工夫の上に成り立っているんだと改めて感心しました」

「ご両親の考察が本当に鋭いな、と思いました」

などのコメントが寄せられました。

BebechanさんはYouTubeチャンネル「フランス人べべちゃんの日本発見チャンネル」で、日本の魅力、食べ物、文化をフランス人の視点で紹介。

両親と居酒屋に行ったり、ラーメンを食べる様子も投稿しています。

2023年にはフランスの言葉と文化についての著書『フランス人はボンジュールと言いません』を出版し、Amazon.co.jpでベストセラーになるなど大きな反響を呼んでいます。

ネットの声

「日本はデフレ 30年の間に少しでも売れるものを作ろうと工夫を積み上げてきてます。
また地震等の自然災害でよく物が壊れ、大型地震の度に耐震規制が変わってほとんどの古い家が無価値になるから、立て直したほうが安全となり、地震がない国と違って家の消費サイクルが早い。結果、家に新しい技術がドンドン入る。これは大きい。

日本のいいところをうまく取り入れて 工夫していってほしいです。」

「トイレタンク上の手洗い場は無くなりつつあるんだよな。

普及が進んでいる節水型のトイレには水量や構造的にも手洗い場の取付は無理があるのかも知れない。なんか上手い設計で節水型でも手洗い機能を残す工夫をしてほしいが難しいのかな。」

「フランスで最もいただけないのはシャワー!タンク式なのでタンクにお湯が無くなれば水に変わります。安いホテルなんかは各部屋のシャワーのタンクが共通だったりしてお湯の奪い合い、朝寝坊すると水シャワーになったりします。
日本で長シャワーすると、ありがたいなと思います。」

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