若い女性は過激アダルトビデオの見過ぎに注意 「性生活を脅かす」と専門家が指摘
近年、アダルトビデオを頻繁に視聴する女性が増えています。
しかし露骨で過激なアダルトコンテンツは、若い女性の健全な性生活を脅かす原因になるかもしれないと専門家が指摘しています。
医学誌に掲載された調査を『Daily Mail Online』などの海外メディアが取り上げました。
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アクセスのうち3分の1は女性
イギリスで最も人気のあるアダルトコンテンツサイト「PornHub」のデータによると、同サイトにはイギリス国内から毎月1,500万人以上のアクセスがあり、常連ユーザーのうち3分の1以上は女性であるというのです。
しかしながら、医師や心理療法士は、ポルノ産業が若い女性の性的健康に与えるダメージについて警鐘を鳴らしており、過激なアダルトコンテンツの見過ぎに注意を促しています。
出演者のように振る舞う懸念
イギリスの医師会雑誌である『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』に掲載されたところによると、最近のアダルトコンテンツの過激化が、若い女性に性行為への恐怖を与えているそう。
具体的には、自分の体のことが必要以上に気になったり、ビデオで見たような行為をしなければならないという不安がつきまとうのです。
さらに、アダルトビデオのような過激で危険な行為を模倣することで、性感染症のリスクが増加していることも指摘されています。
AVはSEXの教科書ではありません。AV男優さんの真似をして激しい前戯をしても女性は気持ちよくなりません。ここテストに出ます!
— つーばきさん??NOWAR (@Tsuuubakin) September 6, 2022
女性に攻撃的なコンテンツ
ポルノは一般的に女性の性的快感に焦点を当てておらず、男性が女性を支配することが多いもの。
また最近の調査では、無料のアダルトコンテンツの少なくとも40%が、女性に向けられた何らかの言葉や身体的な攻撃性を特徴としていることが明らかになりました。
こうしたコンテンツを繰り返し視聴することで、女性は自分の快感とは無関係の行為に参加してしまい、トラウマを負うことがあるそう。
AVも風俗も安価でいくらでも手に入って、入試では女性の点数が引かれて、会社の役員も政治家も男性ばかりで男性に有利な仕組みを作ることができて、家事と子育ては女の仕事で、バイアグラは保険適用でもらえて、日本の男性はいい身分だよね
— みょんみょん (@myonmyonsama) September 11, 2022
女性への支援は少ない
心理セラピストのポーラ・ホール氏は、「アダルトビデオが原因で性行為の不安症を抱えてしまった女性の相談は、ここ数年で間違いなく増加している」と述べています。
しかしながら、??女性を対象とした支援サービスはほとんどなく、多くの人が沈黙のうちに苦しんでいるというのです。
パートナーや性行為の相手とよく話し合い、行為が不快に感じた時には無理をせず中断することが重要となります。