ジャニー喜多川の性加害…他にも掘られたヤツはいるでしょ!!

元ジャニーズJrのカウアン・オカモト氏(26)が4月12日、ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏による“性被害告発”会見を行いました。

この会見は、国内外に大きな波紋を広げています。

カウアン氏によると、岡本カウアンとしてジャニーズ事務所に所属した2012~16年の間に、喜多川氏の自宅で「合計で15~20回ほど、ジャニーさんから性的被害を受けた」と明かしました。

BBCがすぐさま世界に向けて発信

日本から21社、海外から5社のメディアが集まった会見の様子は、イギリス公共放送BBCなどがすぐさま報じ、世界中に伝えられました。

中でも敏感に反応したのが、ジャニーズ事務所所属のタレントとスポンサー契約を結んでいる外資系企業。

欧米の企業は、いわゆるガバナンスコードのハードルが極めて高いものがあります。

既に亡くなっている人物による、10年近く前の行為とはいえ、著しく企業イメージを損ないかねないカウアン氏の会見に、カウンターパートとして苛立ちを隠し切れないようです。

一方、予想通りというか国内勢は腰が引けたような対応に終始しています。

↓会見の様子はこちら(ノーカット板)

外資系に国内事情は通用しない

ジャニーズ事務所の所属タレントと外資系企業は、実は密接なビジネス上の関係があります。

看板タレントが世界を代表するファストフード店の“顔”にもなっていますし、多国籍自動車メーカーのプロモーションでは決めゼリフとともに欠かせないイメージキャラになっています。

また、再始動が注目されているグループのメンバーは、世界で初めてがん保険を発売した生命保険会社のアンバサダーを12年以上にわたって務めています。

別のメンバーもソフトウエアテクノロジーカンパニーの広報担当という重要な役割を担っているのです。

これは若手の所属タレントも同様で、メジャーデビュー以来、驚異的なCD売り上げを記録し続けるグループは、ドイツのスポーツ用品メーカーと専属契約を結んでおり、メンバー内には英国トイレタリーの専門メーカーとキャラクター契約を締結している者もいます。

関西発の若手グループは子供に大人気のテーマパークの“顔”にもなっています。

子供たちに夢や希望を与えるはずの企業が、未成年に性被害を加えた疑いがある人物が経営していた会社とコラボしている事実は、国際社会からすれば、「信じられない事態」といえるのです。

NHKとの蜜月も…

この会見が微妙な影を落としそうなのが、間もなく始まる「NHK紅白歌合戦」の構成決めや出演者の選定作業です。

一応、「紅白」の内規では「出演者については10月末日までのレコードセールスを基準とする」とされていますが、実際はGW明けにも大手芸能プロダクションの“枠取り”争いが始まるのは今や周知の事実。

音楽関係者によれば、ジャニーズ事務所とNHKは2012年くらいから、“基本は5枠、最大7枠”が両者の暗黙の了解事項になってきました。

「NHKもカウアン氏のあの衝撃的な会見を受けて、さすがに“例年通り”というわけにはいかないでしょう。NHKが許しても受信料を払っている視聴者が許しません。とすれば、制作側は“ジャニーズ隠し”に知恵を絞ることになるでしょうね。とりあえずこのスキャンダルが過ぎ去るまではジャニーズのタレントを司会進行役などから外し、出場枠数も大幅に減らすしかなくなるでしょう」(芸能界関係者)

ジャニーズ事務所とNHKはビッグプロジェクトを模索中とみられていましたが、それどころではなくなってきたようです。

ネットの声

「そもそもジャニーズ枠とかいらない。その年ミリオン達成したり活躍したグループやアーティストを出演させるべき。大人の事情や事務所の力、視聴率稼ぎや忖度で選ぶから年々面白くない。」

「大河や紅白・少年倶楽部より、BBCのように報道番組でジャニーズ事務所に取材に行くのがNHKの仕事ではないですか。3桁超える児童虐待被害者が本当か調査もしないで、皆様の受信料をジャニーズ事務所に使わないでほしい。」

「今やジャニー氏の未成年性虐待と同じくらいに、ジャニーズ事務所とメディアの隠蔽問題が重要視されていますね。
当時、現社長が事務所の幹部だったらしいので、詳しい事は知っていると思います。
企業としてタレントを守るためにも、社長は状況を説明する必要があると思います。
国内の追求では全く動きようがないので、海外からの追求で少しでも変化がある事を願っています。」

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