歩くだけでウイルス感染に勝てる 歩行で、新型コロナやインフルエンザを克服しよう! 長尾和宏(著) 山と渓谷社 (2020/4/11)

歩行によって、新型コロナ、インフル、ウイルス感染症を予防、克服する!

歩くことがウイルスに最も効果がある!

累計15万部 長尾和宏氏の歩くシリーズ第5弾。

新型ウイルスに効くのは、抵抗力・免疫力しかない。

ウイルスは紫外線にとても弱い。

歩行が新型ウイルスやインフルに強い免疫力と体力を生む。

ウイルスは人類の大先輩、上手に付き合おう。

出版社からのコメント

(「はじめに」より)
2019年、中国・湖北省武漢市を中心に発症した新型コロナウイルス感染症(COVID -19、以下「新型コロナ」)は、全世界に蔓延しました。日本でもウイルス“ 陽性”の報道が相次ぎ、スポーツやコンサートなどのイベントが中止・延期となり、マスクやトイレットペーパーがドラッグストアから消え、株価が急落する「コロナショック」が起こりました。
連日、新型コロナについて伝えるテレビ(特にワイドショー)を観ていると、正しい情報よりも、パニックを起こす情報を流しているケースが目につきます。私は感染症の専門家ではありませんので、なるべく静観していようと思っていたのですが、全国各地で医療機関が崩壊の危機に瀕しています。ウイルスの実態を知り、正しい対策を講じれば、新型コロナは“風邪の一種”にすることができます。医療機関を危機的状況から救い、日本だけでなく、世界の人々に正しい知識と対策を知ってもらうため、この本を執筆することになったのです。

正しい知識とは、新型コロナをはじめとするウイルスの正体です。インフルエンザが毎年流行しますが、正しい知識を持っている人がどれだけいるでしょうか? 患者さんだけでなく、残念ながら、ウイルスに関する知識が乏しい医師が多いのも現実です。敵の正体を知らなければ、ウイルス対策を講じることはできません。
大切なのはウイルスにかからないこと。ウイルス対策は予防がすべてと言っても過言ではありません。第1章と第2章では、ウイルスの正体と予防について解説します。

ウイルスを寄せつけないためのキーワードは、抵抗力と免疫力を上げること。そのために必要なのが「歩く」ことです。私はこれまで、ベストセラーとなった『病気の9割は歩くだけで治る!』をはじめ、4冊の「歩く本」を書きました。歩行習慣のメリットはさまざまなエビデンスからも認められているのに、今回の新型コロナ騒動で、ウォーキングの有用性を取り上げたメディアはほとんどありません。メディアは危機をあおるだけで、正しい情報を伝えていないのです。

新型コロナのワクチンができるかどうかは、2020年春の時点で未知数です。また、日本では人口の約半数が、今後数年かけて新型コロナに感染するという予測もあります。残念ながら新型コロナは短期では収束せず、もう一度ピークが訪れる可能性もあります。政府の対応は後手にまわり、医療機関は崩壊の危機。ならば、自分の身は自分で守るしかありません。「コロナうつ」「コロナ疲れ」という言葉も生まれました。そんなときだからこそ、私は患者さんに「歩いてください」と伝えています。
歩くということは体力、抵抗力、そして免疫力を上げる最高のワクチンです。なぜ歩くという行為がウイルス対策になるのか、この本の中で紹介していきたいと思います。

「とても良い本です。この本を買った同時期に幻冬舎の「免疫力でウイルスに克つ」(石原結實著)を買いました。買ってから気づいたのですが、中身はコロナウイルスとはほとんど直接の関係のない内容です。表紙カバーには「新型コロナウイルスを寄せ付けない」などと書かれていますが、昔書かれた本に「コロナウイルス」に触れた表紙カバーを付け替えただけの詐欺本です。皆様は、このような悪徳商法・出版詐欺本に引っかからないようにしてください。」

「前作から読んでいるが、改めて適度な運動の重要性を知った。どんなに気をつけてもウイルスに感染する可能性はある。PCR検査を満足に受けられない今の状況では、頼れるのは自分の免疫力だけ。政府は頼りにならないから、生きるためには、リスクを冒しても働くしかない。「三密を避けて、とにかく歩こう」という著者の主張は、安倍首相の会見よりはるかに説得力がある。」

「歩けばコロナウイルスに感染しないのではなく、感染しても『死なない』身体を作るにはまず歩こうという内容で、納得できました。幸い今回の新型コロナウイルスは『大半の人には無害、弱毒性ウイルス』だそうですが、『世界の7割の人がかかる』とも言われているので、かかっても『死なない』身体を準備する方が現実的だなぁと本を読んで思いました。
そんな身体を作るために、歩く他にも食べ物や生活習慣、医者との接し方など書かれています。
多分、今回の報道でもう知っているよと思うかもしれませんが、報道だとどうしても断片的だし、自分でも無意識のうちに取捨選択して情報を取り入れているところがあります。
恐怖に駆られずにきちんと順序立ててコロナウイルスに向き合ってみると、また心の持ちようが変わってきました。
第二波に備えての準備の一つにおすすめします。」


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