バカの災厄 池田清彦 (著) 宝島社 (2022/8/10) 990円

迷惑なバカはなぜ増えたのか?

ネット炎上やあおり運転、陰謀論の流布など、「バカ」が引き起こすトラブルは絶えない。

生物学者・池田清彦氏が本書で「バカ」とするのは「概念が孕む正しい同一性はひとつしかない」と思い込む人のこと。

視野狭窄で他人の意見に耳を貸さない彼らは、自らの信じる「正義」や「真実」を周囲にも押しつけようとし、それを受け入れない相手を「敵」認定し攻撃する。

しかし、こうした「バカ」化は、進化を遂げた人類にとって、一種の宿命でもあった――。

暴走を続ける「バカ」につけるクスリはあるのか?

「学校教育や政治の話になると、それまでとは打って変わり短絡的になります。ブルータスお前もか。」

「自分もバカであることがわかりました。次世代の子どもたちを自分の頭で考えられる人間に育てていかなければならないことが、よくわかりました。」


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