
いま世界では、パンデミックの混乱がつづくなか、ロシアのウクライナ侵攻や切迫する台湾有事、北朝鮮のミサイル発射など、物騒なニュースがたえません。
なぜこうした問題が起きているのかを考えるとき、さまざまな解釈の方法があるでしょう。
「地政学」とは、地図をもとにその国の政治や軍事を考えていく学問です。軍事理論でもあるため、戦後の日本では封印されていました。
地理というのは、時代が変わっても変わりません。ですから、変わらない地理をもとにすることで、それぞれの国や地域がとる戦略というのは自ずと決まってくる、と考えられます。
となると、いくら世界情勢が混沌としてきても、その国がとるべき一貫した正しい戦略があるはずだ、となります。地政学ではこう考えるわけです。
混沌として先の見えない時代です。だからこそ、普遍的な知である地政学的視点をもつことが大切です。
それによって、より自信をもって世界と向き合うことができるはずです。
※本書は2019年4月に彩図社より刊行された『図解 いちばんやさしい地政学の本 2019-20年度版』を加筆修正の上、文庫化したものです。
沢辺有司『図解いちばんやさしい地政学の本』#読了
戦後GHQによって封印された学問、その名は地政学。厨二心がくすぐられるが、その実は高度な軍事戦略理論である。戦争とはイデオロギーの衝突だけでなく、地理的な思惑が絡むというのが切実に分かった。世界征服を目論む貴方にもオススメ。 pic.twitter.com/7FXoghEOHI— 長谷川 (@NowmanSho) June 18, 2019
著者について
沢辺有司(さわべ・ゆうじ)
フリーライター。横浜国立大学教育学部総合芸術学科卒業。
在学中、アート・映画への哲学・思想的なアプローチを学ぶ。編集プロダクション勤務を経て渡仏。パリで思索に耽る一方、アート、旅、歴史、語学を中心に書籍、雑誌の執筆・編集に携わる。現在、東京都在住。
パリのカルチエ散歩マガジン『pieton(ぴえとん)』主宰。
著書に『図解 いちばんやさしい哲学の本』『図解 いちばんやさしい三大宗教の本』『図解 いちばんやさしい地政学の本』『図解 いちばんやさしい世界神話の本』『ワケありな映画』『ワケありな名画』『ワケありな本』『ワケありな日本の領土』『封印された問題作品』『音楽家100の言葉』『吉田松陰に学ぶ リーダーになる100のルール』『西郷隆盛に学ぶ 最強の組織を作る100のルール』『本当は怖い 仏教の話』『要点だけで超わかる日本史』(いずれも彩図社)、『はじめるフランス語』(学研プラス)、『地政学ボーイズ』(原案・監修/ヤングチャンピオン)などがある。
「地政学分かるとニュースも違う意味にとらえて見えてきます。また世界の紛争などが理解出来ました。」
「新聞を読んだり、ニュースを見聞するだけでは、なかなか理解しにくい歴史的・地理的背景が非常にわかりやすく解説されている。
地図を片手に読み解くことで、より理解が深まる。
一度目はまず通読、二度目は地図を片手に精読、三度目にテーマ毎に自分なりにまとめれば、相当の力がつくものと確信します。」「分かりやすい地政学入門書。目配り良く、非常に良く書けている。最低限、この本を読んでから新聞を読んだ方が良い。」
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