もう別れてもいいですか 垣谷美雨 (著) 中央公論新社 (2022/1/7) 1,760円

58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。

田舎の狭いコミュニティ、ギスギスした友人グループ、モラハラ夫に従うしかない澄子を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。

勇気を振り絞って離婚を決意するも、財産分与の難航、経済力の不安、娘夫婦の不和など、困難が山積。

澄子は人生を取り戻せるのか?

平凡な主婦による不屈の離婚達成物語

「離婚したい。でもお金がないー。夫源病に悩まされる主人公が他人事と思えず、一気に読みました。夫との離婚を決意するも、長年連れ添った情から何度も踏みとどまる、の繰り返し。そしてその感情の落差にひどく疲れる生活。離婚か婚姻関係の継続か、主人公はどちらの道を選ぶのか。その気持ちわかるわかる、共感の連続。
自分の芯を取り戻しながら、さまざまな価値観を受け入れていく主人公。決してすべてが順風満帆ではない結末がリアル。読み終わったあとー。さぁ、自分はどうする?」

「友達に勧められて 久しぶりに本を読みましたが、面白くて 1日で読み終わりました。内容が まるで自分のことのようで ハラハラドキドキしました。」

「こういう話を読みたかったと思いました!同時に、主人公の揺れ動く気持ちにうんざりして一緒に気がふさいだり。リアルな友人の1人のように感じ見守りながら読みました。」


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