コロナの時代の僕ら パオロ・ジョルダーノ(著), 飯田亮介(翻訳) 早川書房 (2020/4/24)

感染症とは僕らのさまざまな関係を侵す病だ。

この災いに立ち向かうために、僕らは何をするべきだったのだろう。

何をしてはいけなかったのだろう。

そしてこれから、何をしたらよいのだろう。

コロナの時代を生きる人々へイタリアを代表する小説家が贈る、痛切で、誠実なエッセイ集。

2020年2月から3月のイタリア、ローマ。

200万部のベストセラーと物理学博士号をもつ小説家、パオロ・ジョルダーノにもたらされた空白は、1冊の傑作を生みだしました。

生まれもった科学的な姿勢と、全世界的な抑圧の中の静かな情熱が綾をなす、私たちがこれから生きなくてはならない、コロナウイルス時代の文学。

宝石のようなエッセイ
「Cov-2ウイルスのパンデミックは「戦争」ではなく、人類が初めて経験する「世界規模の人災」なのかもしれません。

あっというまに読めてしまう文量ですが、シンプルで美しく余韻の残る素敵なエッセイです。

読後は心が非常に穏やかになり、どこか超然とした気持ちにすらなりました。
今起きていることをしっかりと見つめて、自分の頭で考えよう、と感じさせられます。」


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