ダンとアンヌとウルトラセブン 森次晃嗣(著),ひし美ゆり子(著)、円谷プロダクション(監修) 小学館 (2021/2/10)

永遠の名作『ウルトラセブン』の各話を、主人公のモロボシダン役の森次晃嗣さんと、アンヌ役のひし美ゆり子さんが対談形式で紹介します。

2人が出演した人間ドラマのシーンを中心に、ストーリーの見どころはもちろん、ゲストで登場されたの方の印象、ロケ地での様々な出来事、宇宙人や怪獣の造型など、撮影時のエピソードが満載です。

『ウルトラセブン』の初心者の方も何度も見ているファンの方も、この本でセブンの世界がさらに楽しいものになります。

【編集担当からのおすすめ情報】
森次晃嗣さん、ひし美ゆり子さんの対談が1冊の本にまとまるのは、実は今回が初めて。さらに巻末にはアマギ隊員役の古谷敏さん、制作主任の高山篤さんとの「同窓会」的座談会も特別収録。いままであまり語られてこなかった制作の裏話が公開されます!

「ウルトラセブン関連の本は多数出ていますが、モロボシ・ダンとアンヌの対話で全話を語るというのは初めての企画では。オールカラーで写真もセブンと怪獣は少なく人間ドラマの部分に焦点化されているようです。惜しむらくは永久欠番の12話。アンヌも思うところがあるようですのでぜひ方ってもらいたかった。偏見から閉じ込められたこの名作品、もう封印を解いてもよい頃では?」

「セブンの書籍となると、セブンの写真やウルトラ警備隊、メカの紹介などがあり、ストーリーと登場した宇宙人や怪獣の説明といった形で構成されてるのがほとんどというかあたりまえであろうが、この書籍は出演者の二人がストーリーについて対談形式で語る対談集になっている。
出演した二人の話は、作品が半世紀前だったとは思えないくらいで、よく覚えてるなと驚かされる。各話の撮影中の話や出演者の事などとても興味深く読める。できればもっと一話一話について、たくさん話してくれたらなと思う。それくらい楽しみな対談集だ。ページ数がもっとあってもいいくらいだ。
各ページの写真もありがたいことに全てカラーで、今までの書籍では見たことない写真は映像から抜き出したような珍しい写真ばかりだ。」

「書店で発売日(?)にたまたま見つけ購入。正直あまり期待していなかったのですが、ページは薄くても中身は非常に濃いです。セブン全48話(残念ながら今回も12話は欠番)について、ダン(森次氏)とアンヌ(ひし見氏)が対談し、それぞれのエピソードの撮影秘話、ロケ聖地巡礼(今昔写真比較)、カットされたシーン(台本の掲載も!)、ゲスト出演者の近況など、各ページにこれでもかと情報を詰め込んでいます。どれか新情報でどれが既報なのかは私には分かりませんが、マニアも初心者も楽しめる一冊ではないでしょうか?巻末の高山氏・古谷敏氏との座談会も昨年7月に高山氏が鬼籍に入ってしまい、いまとなっては貴重だと思います。あとがきで「全49話コンプリートにしたかった」という二人の発言をきちんと残しているのも出版社の良心を感じました。」


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