日本映画の巨匠たちのなかで、誰がいちばん日本文化の伝統を伝えているのか。
佐藤忠男が70年あまりの間に見た膨大な数の映画は日本をどう写してきたのか。
スクリーンに描かれてきた日本人の価値観の変遷とは……?
「映画は見るだけで面白いように出来ている。だが、見たうえで考えるともっと面白い」
佐藤忠男は日本映画大学の学長すら務めて、ある意味でアカデミズムに食い込んだし、アジア映画評価という点でジャーナリスティックにも、国際的にも相当役割を果たした。
在野研究を考える上で、佐藤忠男はすごく重要な気がする。
しかも、彼は映像学・映画学だけでなく、教育評論も相当数書いている。— Tanigawa??『質的社会調査のジレンマ』刊行 (@mircea_morning) September 7, 2019
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