認知症の人は何を考えているのか? 渡辺哲弘 (著) 講談社 (2021/11/18) 1,540円

大切な人の「ほんとうの気持ち」がわかる本

アメリカ、中国でも講演実績あり!

大人気「認知症講師」による渾身の書き下ろし。

認知症の人は、なぜ介護者を困らせるような「行動」をするのか。

なぜ、介護者をまごつかせる「言葉」を口にしてしまうのか・・・・・・。

その理由を解き明かし、ケアの新たな指針となる1冊。

認知症になっても、人には「迷惑をかけたくない」「できることは自分でしたい」「役に立ちたい」などといった、「人間らしい気持ち」がしっかり残っている。

ところが行動に移そうとすると、「忘れる」「段取りを組めなくなる」「手順が混乱する」など認知症特有の症状が邪魔をして実現できず、周囲に迷惑をかける結果になる。

・・・・・・これが、認知症の人がうまく生活できなくなる原因だった。

ここで大切なのは、認知症という病気に目を向けるのではなく、まず根本にある「人としての気持ち」に目を向けること。

「同じ状況で、自分ならどう感じるか」「この人は何を考えてこうしているのか」と想像してみれば、問題とされていた行動の理由がわかり、認知症の人も介護者もストレスを減らすことが可能になる。

認知症の人の「行動のメカニズム」をマンガと図解で解き明かす、初心者もベテラン介護職も必携の1冊。

全国で年間250~300回のセミナーをこなす講師の人気の講演に大増補した決定版、ここに誕生。

著者について
渡辺 哲弘
1971年、愛知県生まれ。大学卒業後、障害者施設・高齢者施設・居宅介護支援事業所などの介護現場で働く。介護職員・相談員・管理者などとして20年務めたのち、2013年に「株式会社きらめき介護塾」を、2015年に「一般社団法人きらめき認知症トレーナー協会」を設立。職場や地域で認知症をわかりやすく伝えられる人材育成を目的に、講師養成講座などを実施している。日本国内の他、ハワイや中国で講演を行った実績があり、認知症介護指導者・社会福祉士などの資格を保有。著書に『はじめてでもわかる! 認知症なるほど事例集』(QOLサービス)などがある。


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