夏が破れる 新庄耕 (著) 小学館 (2022/4/25) 1,650円

いじめをきっかけに不登校となっていた中学生の進は、親の勧めで夏の2ヶ月を沖縄の離島で過ごすことになった。

美しい海の前に建つ豪奢な家で、つかの間心を癒す進だったが、日々課される「修練」の過酷さは徐々にエスカレートしていく。

夜中に聞こえる不可解な悲鳴、儀式に使われたかのような部屋、消えた少女、豚小屋で異臭を放つ肉片。

進は命がけの脱走を図るが……。

狂気をおびた大人の欲望が、進の運命を歪めていく。底無しの闇に、あなたは耐えられるか。

作家の橘玲氏も大絶賛!

積水ハウスの事件をモデルにした『地面師たち』で業界内外を震撼させた著者が、意を決して挑んだ新たなサスペンス・スリラー。

中学生の不登校率が過去最多となった今、我々が目指すべき出口は、はたしてこの世界にあるのだろうか!?

「地面師たち等、著者の本は全て読んでいます。どの作品もハッピーエンドでなく、ラストシーンに特徴がある印象です。
本書は以下のように感じています。
・ゆっくりと話が進む序盤
・徐々に嫌な感じがしてくる中盤
・天地がひっくり返る終盤
・凄まじい印象を受けるラストシーン
予想を遥かに超え、最後まで一気に読める面白さです。検討している方に、是非オススメします。」

「15歳の主人公少年の性への衝動の強いシーンがやたら描かれてると思っていたのですが、ラストでそれも納得がいきました。哀しい理由ですけど。
警察はてんで話にならない事もわかりました(失笑)
一気読み出来るくらいに文章は上手です。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

夏が破れる [ 新庄 耕 ]

楽天で購入

 

 

おすすめの記事