フジテレビプロデューサー血風録 楽しいだけでもテレビじゃない 太田英昭 (著) 幻冬舎 (2021/4/7)

「楽しくなければテレビじゃない」――。

かつて、フジテレビの”軽チャー”路線と一線を画し、真っ向勝負でテレビに挑み続けた男がいた。

ワイドショー『おはよう! ナイスデイ』、情報番組『なんてったって好奇心』、探検シリーズ『グレートジャーニー』、未来予想番組『アルビン・トフラーのパワーシフト』、”脱ワイドショー”を掲げた『とくダネ! 』、実録『ザ・ノンフィクション』……立ち上げ秘話や艱難辛苦なエピソードを通して語られる、プロデューサーの流儀とは。

フジ親会社ならびに産経新聞のトップへと登りつめた男が見据える、テレビ、メディアのこれから。

「ふと思い出したのが、 『カノッサの屈辱』という番組。これも活字化(フジテレビ出版、扶桑社)されて面白く読んだことがある。番組も深夜放送だったが、当時は「夜勤」が多くて、帰宅して見ていたこともあった。仲谷昇「教授」だったか、歴史的な話をいろいろとこじつけて論じており笑えた。その程度かな?」

「ううむ、当時僕は社会人になっていたけど、太田さんのスクープの数々は記憶にない。「週刊文春」だけ読んでいたからかな?そのあとの逮捕劇やらいろいろとエピソードが出てくる。1984年時点に著者に電話をかけてきて、携帯電話からだと自慢されたこともあったそうな。自己顕示欲が強かったのだろう。」

「著者は朝の4時か5時に起床するとのこと。そして「まずは日テレかTBSのニュース番組、その後、産経新聞、日経新聞に目を通し、散歩を挟んで、TBSのBS『ワールドニュース』やネットニュースをチェック。あとは8時からの『キャッチ!世界のトップニュース』を見る」とある。」


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