グッバイ、マスターピース 新馬場新 (著) 双葉社 (2022/1/13) 715円

大切な人のため、世界でいちばん優しい?を吐く――かつて漫画家を志すも夢破れ、ありふれた日常を送る高校生・紅藤凪斗。

ある日、幼馴染の少女・二藍波が病に倒れ、世間から隔絶された暮らしを送ることになってしまう。

そんな波を喜ばせるため、凪斗は仲間を集め、作者の不祥事で打ち切られてしまった、彼女の愛する漫画の続きを描いて傑作として終わらせることを決意する。

「プロジェクト・マスターピース」と名付けられた、ちっぽけながらも壮大な計画の果てに、凪斗が波に見せた光景とは――?

恋に友情、挫折や葛藤、青春の全てが煌めく、感動作!

著者について
1993年神奈川県生まれ。明治大学法学部卒業。学生時代にはバックパッカーとして世界各地を訪れ、帰国後はゲーム会社に就職。
2020年『月曜日が、死んだ。』にて第3回文芸社文庫NEO小説大賞を受賞しデビュー。
軽妙洒脱でテンポの良い文体と、個性的ながらもどこか共感ができる魅力的なキャラクターの描写に定評がある。
他の著書に『町泥棒のエゴイズム』(文芸社文庫NEO)。


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