動物園で夜勤のアルバイトを始めた飛鳥は、同行する先輩・不破の秘密を知る。
なんと、不破は動物と自分の中身を「入れ替わる」ことができるのだ。
不破と飛鳥は、動物たちと意思疎通しながら、連日愉快な夜を過ごす。
しかし、老朽化による動物園の閉鎖が迫っていて――。
動物と人間たちの忘れられない夜を描いた感動作。
夜は不思議などうぶつえん/石田祥
動物と入れ替われる夜間職員とアルバイトの少女のお話。ほっこりしたり、共感したり、無邪気な動物たちにとても癒されました。すごく良かった。#読了 pic.twitter.com/7ZcPgYScl3— 水が飲めない (@mizuno_menai) January 15, 2022
著者について
1975年、京都府生まれ。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。
2014年、第9回日本ラブストーリー大賞へ応募した「トマトの先生」が大賞を受賞し、デビュー。
他の著書に、『ドッグカフェ・ワンノアール 凛とシルビーの謎解き幽霊譚』『元カレの猫を、預かりまして。』など。
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