シリーズ累計230万部突破!
阿川佐和子さんの「?の力」シリーズ最新刊は、『話す力』です。
「週刊文春」の看板連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」が連載30周年を迎えた阿川佐和子さん。
担当者曰く「阿川さんは、実は『聞く力』より『話す力』がすごいんです」。そんな阿川さんが、会話の妙や楽しみ方を明かします。
初対面の相手との会話から、認知症の親の介護や家庭円満の秘訣、会議や会食まで。阿川さんが披露するとっておきのエピソードとコミュニケーション術が満載の1冊です。
話す力/阿川佐和子/聞き上手であること、「同意」と「共感」を得ること、等色々ポイントが挙げられているが、要は経験値と、話し手が相手のことを尊重、敬意を持って接しているかが重要な気がする。セクハラして問題になる人がいる一方、キャラ的に許されて相手から笑って済ませられる人がいるように。
— zken4126 (@zken0704) February 13, 2024
【おもな内容】
・会話とは「しりとり話題合戦」
「五十肩と言えば…」「広島と言えば…」など、相手の話のなかの一言を拾って、自分の体験談や人から聞いた話を披露すると話が広がる。
・沈黙は決して悪でもマナー違反でもない
人にはそれぞれのリズムがあるので、相手にとっては沈黙が心地よい「間」になっていることもあるし、黙っていても問題ないときがある。
・「合コンさしすせそ」? さ…さすが! し…知らなかった!……
・話を中断された人にさりげなく助け船を出す方法
・「人の話は90パーセントが自慢と愚痴」は東海林さだおさんの名言。
本人は自慢するつもりのない話も、さりげない自慢話のように解釈されることにご用心。
・モテる男は聞き上手
・「合いの手」が入ると心地よくなる
・初対面の時はどうする?
・専門用語のかわりに喩え話
・「酷い目に遭った話」も笑い話に
人に自分の不幸を笑いに変えて話すと、相手を笑わせるだけではなく、自分も救われる。
・どんな人でも喜ぶ「魔法の問いかけ」とは?
「話す事のプロが語る話す事のマニュアルとも言うべき内容ですが思いを伝える難しさと気遣いは人としての日常が何気ない会話から成り立つ避けられない関係を生み出します。
ハラスメントの多い社会で生きる我々に考えさせられる内容で参考になります。」「話す力…とは言うけれど、やはり聞くことから話す力へと繋がっている。そして阿川さんらしい笑いと人間観察力があるからこその本に魅了される。面白かったです。」
「毎日、読める時にちょこちょこ読んでいましたが、面白くて、ためになって、気づいたら肩の力が抜けてた、という感じです。読んでよかったと思います。阿川さんのお人柄、いいなと思いました。」
|