
安易な気持ちで、恐怖の実話を集めてはいけない――
ネットでバズった恐怖小説が、書籍化により、拡、散。
「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符号が見られる。読者の皆さんとこの感覚を共有したい」から始まる、ドキュメント・ホラー小説。
大学病院勤めの「私」の趣味は、怪談の収集だ。
手元に集まって来る、知人のメール、民俗学者の手記、インタビューのテープ起こし。
その数々の記録に登場する、呪われた村、手足のない体、白蛇の伝説。そして――。
一見、バラバラのように思われたそれらが、徐々に一つの線でつながっていき、気づけば恐怖の沼に引きずり込まれている。
「読んだら眠れなくなった」
「最近読んだ中でも、指折りに最悪で最高」
「いろんなジャンルのホラー小説が集まって、徐々にひとつの流れとなる様は圧巻」
など、ネット連載中から評判を集めた、期待の才能・芦花公園のデビュー作。
――「次の生贄は誰がいいと思いますか」
恐怖心が死んでるので寝るまでベッドでほねがらみ読みます pic.twitter.com/QVpQqvEGau
— ナツメ (@frogfrogfrosch) April 15, 2021
「SNSで話題になった長編ホラーが、大幅に改稿・加筆して書籍化された作品です。
一見どこにでもあるありきたりな話や、匿名掲示板でも有名な怖い話から始まり、現実と物語の差がわからなくなっていく「私」の記した物語という形態なのです。どこまでが実在の怪談からの引用なのかわからなくなるほど巧みな話の展開と、不気味な描写、そして数々の物語や推測が一つに絡み合っていく素晴らしい作品でした。」「この「ほねがらみ」は語り口の妙があり、実際に起こった怪談を読まされて追体験しているような真に迫った恐怖がある。その一方で作者の確固たる知識やホラー教養に基づいた骨太な物語が各エピソードを繋げていくため、伏線が回収され思いもよらぬ「真実」が立ち上がるストーリーテリングの醍醐味も味わえる。」
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