腹筋を割る方法が筋トレ(腹筋運動)だけと考えている人も少なくありません。
しかし、その考えではいつまでたっても腹筋を割ることはできないようです。
痩せているのに、腹筋が割れないということを嘆いている人も多いのですが、それにも明確な理由があるのです。
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お腹の筋肉を鍛えても腹筋は割れない!?
Q.お腹の筋肉を鍛えても腹筋は割れないのですか?
A.筋トレをやめれば最短で腹筋を割ることが可能かもしれません。
正しい方法さえしっかり行えば、女性でも確実に腹筋を割ることができます。
腹筋運動でお腹の筋肉を鍛えても、腹筋が割れることはまずありません。
腹筋を割るためには筋肉を鍛えることよりも大切なのは、お腹の脂肪を減らすことです。
筋肉よりも脂肪のほうが大切
Q.筋肉よりも脂肪のほうが大切ですか?
A.例として、シックスパッドなどのEMSや、ワンダーコアなどの腹筋マシンのモデルの写真を見ればわかるのですが、お腹に脂肪が付いていないのがわかります。
EMSや腹筋マシンを使って「ビール腹だった腹筋が割れた」とビフォアアフター写真を掲載して効果を強調していながら、ダイエット器具を勧めているサイトもああります。
これらも同様に、ビール腹だった頃の写真は体全体が太っています。
そして、腹筋が割れている現在の写真は体全体が痩せているはずです。
これは、腹筋マシンの効果で腹筋が割れたのではなく、独自にダイエットをして体脂肪率を減らしたからこそ。
それによって腹筋がむき出し状態になったわけですね。
正しく腹筋を割る方法は、腹筋運動をしてお腹の筋肉を鍛えることではなく、ダイエットをして体脂肪率を減らすことになるのです。
腹筋が割れるってどういった状態?
Q.それでは腹筋が割れた状態というのはどういった状態ですか?
A.「腹筋が割れた状態」というのは、「お腹の筋肉がむき出しになった状態」のことを指します。
腹筋の上に脂肪が乗っているメタボ腹で何千回腹筋をやっても、腹筋は割れません。
はっきり言えば、腹筋は誰でも最初から割れているのです。
お腹の腹筋が割れていないように見えるのは、割れた腹筋の上に脂肪が乗っているからなのです。
Q.まずはダイエットということですか?
A.腹筋は最初から割れているので、女性でも腹筋を割るのに筋トレは不要ということです。
ダイエットをして体脂肪率さえ下げてしまえば、腹筋は自然に割れるものです。
具体的には腹筋の上の脂肪を取り除くということになります。
そのうえで、腹筋をバキバキに割りたければハードな腹筋を行うようにしたらいいのです。
腹筋を軽く割りたいだけでしたら、ダイエットだけで十分です。
アスリート女子の腹筋が割れているのは、日々のトレーニングで体脂肪率を極限まで低くしているからです。
腹筋の割り方
Q.腹筋を割りたいけど、腰を痛めているので腹筋ができません
A.そのような場合は、クランチの腹筋方法をお勧めします。
- 床に仰向けになって、膝を90度に曲げる形で足を宙に浮かせます。
- 手は耳をふさぐように置くか胸の前で交差させます。
- 息を吐きながら、へそを見るような感じで頭⇒肩の順に上体を起こしていきます。
- 息を吸いながら上体を戻します。
Q.短期間で効率的に腹筋を割りたいのですが・・
A.短期間で腹筋を割りたい場合は、腹筋ではなく有酸素運動を行うようにします。
有酸素運動で効率よく体脂肪率を下げることが、最短で腹筋を割る方法です。
その場合は、エアロビクスなどのエクササイズ、ウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動をするようにして、カロリー消費するとよいでしょう。
腹筋を割る方法は体脂肪率を下げる方法と同じです。
食事制限を行うのも1つの方法と言えます。
結論として、腹筋を割りのであれば、筋トレをするよりも、まず食事制限で体脂肪率を落とすこと。
体脂肪率が低下して腹筋がむき出し状態になれば、自然に腹筋が割れて見えます。
さらに、腹筋を割りたいのなら、そこから腹筋運動を行うとよいでしょう。