かけがえのない人生と愛しい物語が出会う!
神保町の小さな古書店が舞台の絶品グルメ×優しい人間ドラマ
大ベストセラー『三千円の使いかた』『ランチ酒』の著者による熱望の長篇小説
美希喜(みきき)は、国文科の学生。本が好きだという想いだけは強いものの、進路に悩んでいた。
そんな時、神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父の滋郎さんが、独身のまま急逝した。
大叔父の妹・珊瑚(さんご)さんが上京して、そのお店を継ぐことに。
滋郎さんの元に通っていた美希喜は、いつのまにか珊瑚さんのお手伝いをするようになり……。
カレーや中華やお鮨など、神保町の美味しい食と心温まる人情と本の魅力が一杯つまった幸せな物語。
原田ひ香『古本食堂』
神保町の話なのでだいたいあの辺りの話かな~とか想像しながら読めるので楽しい。
色々事件も起きるけど、ちょっと解決がアッサリしすぎてる気がする。ただこの雰囲気ならこのくらいが良いのかな~って読み終わって感じた。まだ続きを読んでみたいな~。 pic.twitter.com/raueuhKSsM— HIRO (@adjgptwmjgadjgj) April 17, 2022
「本人に迷いや葛藤はあれど、「愛されていた若者」だったが故に予定されたレールに十分な納得と同意で乗っかった。という、四方八方からの「厚意」に取り巻かれてる感じでした。若干おとぎ話系のテイストを感じました。気負いなくどんな時でも緩めに楽しめるおはなしだと思います。概ね楽しみました。」
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