
いま一番肝の据わった記者と最注目の映像作家がコロナ無策、五輪断行、民意無視で暴走する政治権力に対し、監視機能を果たせない巨大メディアの腐食を撃ち、再生への途を熱く語る。
バッシングを受けることも多い私が、よく自分に言い聞かせているマハトマ・ガンジーの言葉です。
「あなたのすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。
そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、
世界によって自分自身が変えられないようにするためである」
(望月衣塑子)
五百旗頭幸夫(いおきべ・ゆきお)、望月衣塑子(もちづき・いそこ)箸
自壊するメディア:定価880円~講談社+α新書
腰巻きの序文~自分に言い聞かせているというマハトバ・ガンジーの言葉~本文より・望月衣塑子
これだけで買う価値があると思った
腰巻きは買うと付いてきます???? https://t.co/wxnjHhtoI8 pic.twitter.com/OXBHbG2klj— Tsuyoki (@Tsuyoki_Takashi) August 29, 2021
(目次)
第一章 安倍・菅政権の罪とメディアの使命 望月衣塑子
第二章 私的ドキュメンタリー論 五百旗頭幸男
第三章 権力を監視するメディア再生のために
第四章 自壊メディアの現実を超えて、新たな地平へ
あとがきにかえて 「緊急事態」の国内メディア 五百旗頭幸男
あとがき 権力維持が目的、手法は恫喝の政治 望月衣塑子
著者について
望月 衣塑子
もちづき・いそこ――1975年、東京都に生まれる。新聞記者。慶應義塾大学法学部卒業後、東京中日新聞社に入社。千葉支局、横浜支局を経て社会部で東京地検特捜部を担当。その後経済部などを経て社会部遊軍となり、官房長官記者会見での鋭い追及など、政権中枢のあり方への問題意識を強める。著書『新聞記者』(角川新書)は映画化され大ヒット。日本アカデミー賞の主要3部門を受賞するなど大きな話題となった。近著に『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか』(講談社+α新書、佐高信との共著)などがある。
五百旗頭 幸男
いおきべ・ゆきおーー1978年、兵庫県に生まれる。ドキュメンタリー映画監督。記者。2017年に富山市議会の政務活動費不正問題を追ったドキュメンタリー番組「はりぼて」にて文化庁芸術祭賞、放送文化基金賞を受賞。2020年、同じく富山市議会の不正を追い続けた映画版「はりぼて」を共同監督。同作で全国映連賞、日本映画復興賞を受賞する。2016年には「異見 米国から見た富山大空襲」にて民放連盟賞を受賞。2018年には冬季は閉鎖されている「立山黒部アルペンルート」の通年営業化計画を検証した「沈黙の山」にて第56回ギャラクシー賞を受賞。富山のチューリップテレビから隣県の石川テレビに移籍して発表した2021年の「裸のムラ」が、コロナ禍において多様化した生活スタイル、硬直化する行政に迫った佳作として注目を集めた。
望月衣塑子・五百旗頭幸男著『自壊するメディア』読了。
記者、キャスター、表現者である五百旗頭氏の3つの基本。
・現状に慣らされない
・些細な違和感を受け流さない
・多様な視点を提示する自分が軸足を置くエンタメの世界にもいえることだと痛感しました。 pic.twitter.com/6zpHCg7HUf
— 松尾潔 (@kiyoshimatsuo) September 2, 2021
「本書『自壊するメディア』は望月衣塑子さんの新著である。期待に違わず、「二代にわたるめちゃくちゃな政権」(望月さんの言葉)をばっさばっさ、とても小気味良く切り捨ててくれている。特に第一章では、日本がコロナ禍にまきこまれた、昨年初めから先月に至るまでの、二代にわたるあまりにひどい政権の迷走ぶりを見事な筆致で描き出してくれている。 」
「今の政治の姿、政治とジャーナリズムとの歪んだ関係とあるべき姿、ジャーナリストができること、しなければならないこと、私たち自身もできることを知るためにも読むべき本。」
「今の時代の政治の記録です。覆い隠され曖昧にされている事実がまとめられています。将来読み返した時に、そういえばこんなメチャクチャな政治が許される時代があったなと郷愁するか、あの時何とかしておけばよかったと悔やむか。どちらでしょう。」
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