十三階の血 吉川英梨(著) 双葉社 (2021/6/10)

超人気警察小説「十三階」シリーズ第3弾!

警察庁の公安秘密組織『十三階』はテロリストを排除すためには非合法な捜査も厭わない。

黒江律子が去った十三階だったが、班長の古池は辺野古基地移設に反対する過激派「第七セクト」の内偵に奮闘していた。

上司に頼まれて外交パーティーに行くと、そこにはドレスにスニーカーの女、古池がよく知る律子の姿が。

スパイ同士の結婚、欲望と裏切り……ページをめくる手が止まらない緊迫のサスペンス!

「第3弾。古池目線のお話。古池目線だからか、機械のようだった律子も何となく脆くて人間らしく感じられました。
ストーリーは全体的に暴力で溢れていて生々しい場面もたくさんありましたが、展開が凝っているし、基本騙し合いで誰が味方なのか、何が本心なのかが分からず、最後まできっちりと面白く読めました。」

「冷血動物のような登場人物ばかりです。冷血動物たちがセックスし、暴力をふるい、殺し合う。目的のためには手段を選ばないこのキャラクターを好きになれるかどうかが、評価の分かれ道という気がします。私は最後まで読んだし、それなりに面白さも感じたが、読み終わると首をひねっている自分がいました。好みの問題ですから、暴力的な小説の好きな方は読んでみてください。」


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