福岡県北九州市で7人が惨殺された凶悪事件が発覚したのは、2002年3月のことだった。
逮捕されたのは、松永太と内縁の妻・緒方純子。2人が逮捕された2日後に現場入りを果たして以来、
20年間にわたってこの〝最凶事件〟を追い続けてきた事件ノンフィクションの第一人者が徹底的に描く、「地獄の連鎖」全真相。
全576ページにおよぶ決定版。
【本日の一冊】本誌連載でも大変お世話になりました小野一光さん渾身の事件ノンフィクション『完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件』（文藝春秋）。「犯行に関わる詳細を知ることこそが、新たに起こり得る同じ形態の犯行の抑止に繋がるのでないかとの思い」を込めて書かれた一冊。 pic.twitter.com/SEi9NAiGuq
— 本の雑誌 (@Hon_no_Zasshi) February 8, 2023
著者紹介
小野一光(おの・いっこう)
1966年、福岡県北九州市生まれ。雑誌編集者、雑誌記者を経てフリーに。「戦場から風俗まで」をテーマに、国際紛争、殺人事件、風俗嬢インタビューなどを中心とした取材を行う。著書に『風俗ライター、戦場へ行く』『連続殺人犯』『震災風俗嬢』『新版 家族喰いーー尼崎連続変死事件の真相』『冷酷 座間9人殺害事件』『昭和の凶悪殺人事件』など。
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