血糖値の上昇には常に気をつけなければいけません。
血糖値が高いということは、それだけ食べ過ぎていることが原因です。
食後は特に血糖値が上がりやすくなっていますし、空腹のときがもっとも血糖値が下がった状態なのです。
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血糖値が急激に上がらない食事の仕方
それでは、血糖値を上げないためにはどうしたらいいのか食事を例に考えてみます。
まず、最初のポイントとしては、食事中はよく噛んで食べるということです。
基本的なことですが、よく噛んで食べるポイントは消化を助ける意味もあるのですが、血糖値の上昇を考えるとよく噛んで食べることはとても有効な手段なのです。
よく噛むということはそれだけ食事に時間がかかるということです。
1回の食事では、最低でも15分かけるようにしたいものです。
食事時間がそれよりも短いと満腹感を得られずにどんどん食べてしまうからです。
ゆっくりと食べることで、消化もいいですし、少ない量で満腹感を得られるので一石二鳥と言えます。
さらに食べる順番を変える事も大切です。
野菜やきのこ、それに海藻類などに含まれている食物繊維は糖の消化や吸収を遅らせる効果があります。
ですので、これらの食材は食事の最初に食べるとよいでしょう。
これらの食事を済ませてから肉やご飯へと進むのが最良となるのです。
三大栄養素は、たんぱく質、脂質、糖質です。
糖質は炭水化物、すなわちご飯やパンですから、これはもっとも血糖値を上昇させやすいです。
反対に脂質やタンパク質は血糖値をそれほど上げることはありません。
ですから、ご飯よりも肉や油などが血糖値を上昇させずに食事を楽しむことができるのです。
血糖値が上がりやすい食べ物
血糖値を上げやすいものは、糖質です。
いわゆる炭水化物なのですが、これは白米、食パン、もち、うどん、ラーメン、パスタなどです。
どれもが主食として食べているものですが、糖質ダイエットという言葉もあるくらいですから、血糖値が気になるようでしたら、これらの食事はとらないほうがいいでしょう。
もっとも、主食としての一面もあるので、摂取を控えめにするという表現になります。
また、野菜類の中でも血糖値が上がりやすいものがあります。
それは、じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、とうもろこしなどです。
特にじゃがいもやにんじんは血糖値を上げやすい食材とされているのです。
また、おやつ類では、チョコレート、ケーキ、つぶあんなどは血糖値を上げやすいものです。
間食でのおやつはできるだけ控えるようにしたいものです。
これらの食材は取ってはいけないというものではありません。
しかし、摂り過ぎには十分に注意しましょう。
血糖値を上げる食材ですから、ときとして断ち切る勇気も必要になります。
大切なのは摂り過ぎないことです。
それぞれ血糖値とは関係のない栄養もたくさん含まれ手います。
肝心なのはバランスのとれた食事ということになるのです。
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ダイエットと血糖値の関係
血糖値は食事をすると上がります。
そこから、血液中のインスリンが各細胞に届けられることで血糖値は下がっていくのです。
しかし、血糖値を下げる働きをしてくれるインスリンですが、この働きがうまくいかなくなると血糖値が高いままになってしまいます。
その状態が続くことで糖尿病になってしまうのです。
そうなると食事制限をしなくてはいけなくなりますし、この食事制限と聞くと思い浮かぶのがダイエットです。
メタボになると、特にダイエットというのは重要なキーワードになります。
糖質ダイエットというのも昨今の流行りですが、これは糖質を極端に取らないダイエット方法です。
血糖値を上げる最大の要因はこの糖質ですから、血糖値を上げないことと糖質ダイエットさらには、食事制限をするダイエットは相関関係にあると言ってもいいでしょう。
ダイエットの基本が食事制限にあるのでしたら、それはすなわち血糖値を上げない食事ということになるのです。