国民のための経済と財政の基礎知識 髙橋洋一 (著) 扶桑社 (2021/4/29)

あなた、本当にわかってる?

基本を理解していないと、誤解を招き、ダマされる!

これまで自分にはよくわからないことゆえ、信用して鵜呑みにするほかなかったお上の論理も、マスコミの盲点も、何より根拠が見いだせないバカな経済論の数々を、本書を読むことによって自分で見抜けるようになるだろう。

将来、とくに経済面について漠然とした不安を抱くのは、もうやめにすべきだ。

本書を通じて、しっかりした根拠に基づき、シンプルにものをとらえ、考える力がつけば、いままでいかに政治家や官僚から都合よくダマされ、マスコミやバカな経済論者に翻弄されてきたのかがわかるはずだ。

真実味のない「大暴落」「崩壊」「沈没」「破綻」などの言葉に一喜一憂しなくて済む。日本の「どこがよくて」「どこがダメなのか」もよく見えてくるだろう。
──── 髙橋洋一

【本書の内容】

  • 失業率とインフレとデフレの関係
  • マネタリーベースと為替の関係
  • 「世の中のお金の量」は日銀が調整している
  • 金利は「ゼロ」以下にもできる/株価で経済を読もうとする間違い
  • 日本は負債も多いが資産も多い
  • わかってる?国債の仕組み/MMT論者とリフレ派
  • デフレの原因が人口減少という間違い
  • 貿易収支と経済成長率は無関係
  • 日本の経済格差は微小
  • ベーシックインカムの何が問題か?
  • 財政再建のための増税は必要ない
  • 消費税は社会保障に適さない

「複雑に思える経済・財政をシンプルかつ明快に語ってくれている良書です。また、マスコミの情報に踊らされるのではなく、自分の頭で考える必要を常に語りかけてくれます。統計に関する興味が深まりました。」

「まさに国民のための経済と財政の基礎知識。この知識を誰かに説明できるようにと理解しやすく書いてあると感じました。」

「本書は経済と財政をどのように見るかについて勘所を説いたものである。物事は原理原則に基づきマクロの視点からシンプルに考えるべきだ。そのさい大切なことはまず先例を調べ、さらに海外の例を調べて比較することだ。今はGDP、物価指数、人口増加率、財務状況などのデータネットで検索できる便利な時代だ。例えば、世界銀行のサイトから各国のインフレ率と人口の増加率のデータを取り出して散布図をつくれば、物価と人口には相関関係のないことが分かる。経済と財政の見方をこれほどわかりやすく解説した本はほかにない。」


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