奇跡 林真理子 (著) 講談社 (2022/2/16) 1,760円

男は世界的な写真家、女は梨園の妻ーー

「真実を語ることは、これまでずっと封印してきました」

生前、桂一は博子に何度も言ったという。

「僕たちは出会ってしまったんだ」

出会ってしまったが、博子は梨園の妻で、母親だった。

「不倫」という言葉を寄せつけないほど正しく高潔な二人ーー。

これはまさしく「奇跡」なのである。

私は、博子から託された”奇跡の物語”をこれから綴っていこうと思う。

数々の恋愛小説を手掛けた林真理子が、一生に一度、描かずにはいられなかった特別な愛の物語。

38年ぶりの書き下ろし!

「出会ってしまったんですね。運命と呼ばれる2人は。でも、やはり美人だからってことは大きいですよね。好みの外見って最強。」

「恋をしている当事者たちがとてもロマンチストで情熱的だと思いました。そんな感性を持っているから素晴らしい作品を生み出せるのかなと。誰もができることではないと思います。自分が同じ状況に置かれてもこのような恋はできそうにないです。自分にできないことだからこそ、夢をみているような気持ちで読ませていただきました。田原さんがなくなったあとも博子さんは愛された想い出とともに生きられているのですね。二人は今も幸せなんだなと私も幸せな気持ちになりました。」

「どんどん二人の世界に、いや、林真理子という作家の息遣いに引き込まれていきました。」


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