ここまでわかった新型コロナ 上久保靖彦・小川榮太郎 (著) ワック (2020/9/27)

「新型コロナウイルスは人類が経験したことのない怖いウイルスだ」「このままでは日本人が40万人以上死ぬ」「希望者全員がPCR検査をできないのは安倍政権の怠慢だ」「スペイン風邪同様に強烈な第2波、第3波が襲う」……

このように日本人は不安を煽られ続けてきた。

しかしここにきて「科学的に見て、日本は集団免疫が成立したのでコロナはもうすぐ収束します。東京五輪も問題なく開催できます」こう語る研究者がようやく現れた。

京都大学大学院医学研究科特定教授・久保靖彦氏だ。

このままでは無責任なマスコミや専門家の根拠薄弱は脅しで経済が落ち込み、倒産、自殺者が激増しかねない。

幅広い研究領域を持つ上久保氏は京都大学医学部で免疫学の単位認定者をしていたウイルスの専門家でもある。

その上久保氏が日本と世界の感染状況を研究した結果、

「集団免疫説が全てを説明できる。この説以外に、この状況を説明できる学説があるなら教えてほしい! 」と語る。

そして評論家の小川榮太郎氏のインタビューに答えた上久保氏は、これまでの新型コロナの“ウソ”をことごとく翻す!

・新型も何も「全てのコロナは無症候の風邪」である
・マスク、三密、清潔もウイルスには無関係
・要は免疫があるかないかである
・実は新型コロナも例年通り大量に日本に入ってきていた
・ウイルス干渉で今年のインフルエンザががくんと減ったのがその証拠、日本人の清潔好きとは無関係
・ロックダウンがかえって劇症化させてしまった

そして、「実は新型コロナのワクチン接種は危ない! 」というのだ。

「今日届いて、さっそく読み始めています。拍子抜けするほどわかりやすく、コロナについて知っておかなきゃいけない「常識」を与えてくれる。
安心した。腹が立った。自分が読んでおわり、じゃなくて、周りの人に広めてゆく本だと思う。」

「新型コロナウイルスに対し科学的な「説」ではなく扇情的な「憶測」が飛び交う中、いわゆるファクターXが「集団免疫」であることを説いた京大の上久保教授の説をウイルスの知識がない人でも簡単に理解できる良書である。対談形式で読みやすい構成となっており、上久保教授に順を追って質問していく小川榮太郎氏の仕切り方には過去に出版した「徹底検証シリーズ」(第3弾まである)に見てとれる緻密さが遺憾なく発揮されており非常に分かりやすかった。読了後、本来難しいウイルスや免疫の知識が得られただけでなく、今後のコロナとの付き合い方も自分なりに理解できた。また、第1章「専門家、マスコミの迷妄を正す」にある様に、ウイルスの正体が分かりつつある中で専門家や知事、そして一番の元凶のマスコミが何をしてきたのかも検証されており、この部分だけでも一読の価値があると思う。(読後に怒りが湧くが)
改竄したグラフを使用し国民を煽動する医者やワイドショー、占い師の様な口調で恐怖を煽り続ける専門外のオバさん、何が何でもPCR全員検査を主張するテレビ局社員達に「上久保説」を突き付けても逃げるだけだと思うが、マスコミに一方的な情報を刷り込まれた人達には是非この本を手に取って頂き、「憶測」と「説」を比較した上で、アフターコロナへの対応についてご自分の頭で考えてみることをお勧めする。」

「いやこれは、とんでもない学術的成果を、我々一般人に極力平易に解き明かしてくれる快著といえます。

内容面でのすぐれた点は、先達レビューワーの指摘する通り、いくらでもあります。
問題は、既存の古い了見が支配している世の中では、画期的な新説を故意に排除するメカニズムが働くという、人類が天動説の頃からなんら進化していない点を露呈してしまったことでしょう。
大変だ、大変だと煽動するほうが視聴率(カネ)になるテレビには故意に無視され、政府の周囲にいる専門家と称する先生方(感染症しかわからない)だけではなく、かのNature誌の査読学者にも、高度な学際的研究成果(免疫学+細胞学+遺伝子変異+数理統計学+臨床知見)が自身にはチンプンカンプンなために無視されてきたという経緯には、溜息を禁じ得ないものがあります。
しかし、本書を読んだ者だけは、そんな世界中の「なんだかな~」な妄動とは一線を画する確信を得ることができます。低級なマスコミに惑わされることなく、この快著を読めばコペルニクス的にスッキリします。」


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