元教師のライター・筒見芳晃は十歳年下の可愛い妻・絵梨、年頃の愛娘・沙梨奈と何不自由のない暮らしを営んでいた。
だが、穏やかな日々は突如一変する。
勤め先から妻が帰ってこない。
携帯電話も不通。不吉な予感に駆られて交番を訪ねた芳晃は、驚天動地の事実を告げられる。
しかしそれは、やがて始まる忌まわしい悪夢の幕開けに過ぎなかった!!
衝撃ミステリー『極刑』で鮮烈デビューを飾った新鋭・小倉日向が放つ、業と毒の問題作。
小倉日向です。
「いっそこの手で殺せたら」の見本をいただきました。
実物を手にして、格好いい本だと惚れ惚れしました。
(妙な感想ですみません)
多くの方から手に取っていただけたらと思います。7月27日発売です。 pic.twitter.com/G4MXTutfob— 小倉日向 (@ogurahinata2020) July 15, 2022
著者について
1964年、新潟県生まれ。上越教育大学大学院修了。
地元での公務員生活を経て、2020年、『極刑』(双葉社刊)にて作家デビューを飾る。
毒とユーモアを好み、筒井康隆、モンティパイソン、北野武らに影響を受ける。愛読した作家は他に遠藤周作、太宰治、向田邦子、丸谷才一など。
テレビは海外ミステリードラマを好む。映画はスタンリー・キューブリック。
近年はラース・フォン・トリアー監督の悪趣味さがお気に入り。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』はミュージカルの皮肉めいたパロディーだと思っている。
座右の銘は「驕れる者は久しからず」。
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