健康診断でコレステロール値が高いという結果が出ることがあります。
そのときは、多くの場合で食事の指導を受けることに…。
そんなに太ってはいないのに数値が高いのはどうして??
食事指導だけではなく、体重のコントロールをするよう言い渡されてしまうのです。
一般的にも「コレステロール値が高い=肥満」というイメージが定着してしまっています。
それでも、LDL、悪玉コレステロール値が高い人は、普段の食生活で動物性脂肪を多くとっている傾向にあるのは間違いありません。
悪玉コレステロールを減らしたい
肉や乳製品など、動物性脂肪の多い食べ物はカロリーも高くなりがち。
結果として、体重も増えて太ってしまうことが多いのです。
一方で、中には摂っているカロリー自体は超過しておらず、
肥満ではないのにコレステロール値が高いというケースも多々あります。
ただし、痩せているのにコレステロール値が高いという時には、多分に遺伝的な要因もあるのです。
遺伝性の脂質異常症の人は、普通の人よりもLDLの分解能力が劣ります。
肥満になるほど動物性脂肪を摂ってはいないとしても、検査結果ではかなり高い数値が出ることが多いのです。
痩せていたとしてもコレステロール値が高いことがあるので、油断は禁物です。