リーダーを目指す人の心得 コリン・パウエル(著)、トニー・コルツ(著)、井口耕二(翻訳) 飛鳥新社 (2017/6/9)

目標達成・対人術・組織づくり……

リーダーはもちろん、組織で働くすべての人の日常の仕事にすぐ役立つ!

今なお世界中の尊敬を集める伝説の軍人にしてリーダーが「仕事の手順」を語り尽くしたビジネスパーソン必読の書!

全世界のビジネスパーソンが参考にしている「パウエルのルール(自戒13ヵ条)」
1 なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。
2 まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。
3 自分の人格と意見を混同してはいけない。さもないと、意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。
4 やればできる。
5 選択には細心の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので注意すべし。
6 優れた決断を問題で曇らせてはならない。
7 他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。
8 小さなことをチェックすべし。
9 功績は分けあう。
10 冷静であれ。親切であれ。
11 ビジョンを持て。一歩先を要求しろ。
12 恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな。
13 楽観的でありつづければ力が倍増する。

《各界のキーパーソンも推薦》

いかなる苦境に立っても冷徹なパウエルを鮮やかに思い出す。「まず怒れ、その上で怒りを乗り越えろ」と自分に言い聞かせていたことを知ってこの人がますます好きになった。
手嶋龍一(外交ジャーナリスト、作家)

仕事のルールに詳しい解説とエピソードがついており、読者は氏のキャリアを追体験しながら、リーダーに必要な心構えをきちんと学べる。上司がどんな人間を重用するかもよくわかる。
土井英司(ビジネスブックマラソン編集長)

現場感覚、大局観、判断力。リーダーの資質を備えたひとつの理想像がここにある。
野中郁次郎(一橋大学名誉教授、『失敗の本質』共著者)

これぞ、偉大な管理職。楽観的で諦めず、逃げず、成果を挙げるための「13のルール」は必読。部下を信じてベストを尽くせ!
やまもといちろう(ブロガー、イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役)

リーダーとして判断・決断・言動をするときに、常に「13のルール」と向き合い自戒の軸としてきた。次世代を担う若手ビジネスマンにもぜひ読んでほしい1冊。
米田幸正(エステー株式会社社長)

ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)、Nスタ(TBS)、報道ステーションSUNDAY(テレビ朝日)など、テレビでも紹介された話題の本!

「コリン・パウエルという、今も実存する元米軍指導者であり国務長官でもあった方が記したリーダーシップ論。
原文も読みなくなるような簡潔簡明な文章で、とても分かりやすい。抽象的な教訓をタイトルに、また段落の前半に持ってきて、そこに帰納されるに至った実体験を添えている。だから説得力もあるし頭に残る。
本書は、元は軍人である氏が著者であるが、一企業人にとってのリーダーシップ論としても大いに参考になることが満載であった。」

「コリンパウエルと聞いて最初に思い出したのはイラク戦争当時に日本人ボランティアが捕虜になった際のコメント。日本中が非国民扱いし自己責任論が展開される中で、「率先してリスクを負った人々に責任があるとは言えない」と苦言を呈し、「このような人がいることに日本の人々は誇りに思うべきだ」とも言った。私がこの人物に興味を持ったのは、米軍司令官という立場にありながらこのようなコメントが出来る人物の大きさだった。危機に面した際に一部を犠牲にしても多数を救う道が正しいか否かはトロッコ問題に代表されるように広く議論されているが、実際に責任者としてどうコメントしてリーダーシップを発揮するかは、その個人の哲学、理論とハートのバランス感覚、所属組織以外の人々への共感力等の総合的な実力にかかっている。この本の最初に出てくる13ヶ条のルールは正直言ってうまくまとまっている印象はなかったが、人生経験の中でにじみ出た味があった。また仕事バカになるな、列車を降りるとき、などバランス感を維持しながら淡々と全力で目の前の仕事に取組み、役割が終わればしがみつかない、とう生き方はこの人物の非凡性を良く表していると思った。人生に迷ったら読み返したい1冊です。」

「一生懸命仕事に取り組む、ベストを尽くす、嘘をつかず知っている事だけを言う、目下の人にも気を配るなど、こういうリーダーがいたら仕事がしやすいだろうなと感じる記載がほとんど。
また、コリン・パウエルの苦労話、移民2世としての苦労など自伝の様でもあり、面白く読めた。
後半部分は、イラク戦争の大量破壊兵器に関する言い訳や、自慢話が多い印象で、蛇足だとも感じた。」


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