一五~一八世紀、ヨーロッパ文明がまばゆい光を放ち始めたまさにそのとき、「魔女狩り」という底知れぬ闇が口を開いたのはなぜか。
その起源・広がり・終焉、迫害の実態、魔女イメージを創り上げた人たち、女性への差別――
進展著しい研究をふまえ、ヨーロッパの歴史を映し出す「鏡」としての魔女と魔女狩りを総合的に描く。
池上俊一先生からいただいた『魔女狩りのヨーロッパ史』(岩波新書)、めちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまった。魔女狩りの背景にあった法制度や社会状況が近年の研究成果をもとにまとまっており勉強になるのだけど、なかでも第3章のフランスのある村の事例は壮絶で読ませる。これは必読なのでは。 pic.twitter.com/pISVPPA1af
— Masaki Ueta (@reRenaissancist) March 22, 2024
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