原発事故後のチェルノブイリの森でたくましく生きぬいた子犬のゾーヤと、その子ミーシャ、そしてゾーヤの飼い主だった少女ナターシャの運命を追う壮大な物語。 野生のオオカミやクマやヤマネコがすむ森でくりひろげられる動物たちのスリルあふれる冒険の歳月を、カーネギー賞作家が生き生きと描く。 挿絵はキース・ロビンソン。 アンソニー・...
岩波書店の記事一覧
戦争は、何も知らない人たちの柔らかな夢に入りこむ。 戦争は、物語を語れたこともない。 気づかぬうちに進行する病気のように日常をずたずたにし、野心や憎しみを糧に貪欲に育つ戦争。 ジョゼ・ジョルジェ・レトリアとアンドレ・レトリアの絵本『戦争は、』が岩波書店から刊行になりました。 アンドレ・レトリアのすばらしい絵と、きりりと...
一五~一八世紀、ヨーロッパ文明がまばゆい光を放ち始めたまさにそのとき、「魔女狩り」という底知れぬ闇が口を開いたのはなぜか。 その起源・広がり・終焉、迫害の実態、魔女イメージを創り上げた人たち、女性への差別―― 進展著しい研究をふまえ、ヨーロッパの歴史を映し出す「鏡」としての魔女と魔女狩りを総合的に描く。 池上俊一先生か...
故・佐藤忠男が新聞や雑誌に書いた映画についての批評や論文のなかから、 子どもや若者の描き方についてとくに興味を持って論じているものを著者自身が選び編んだものである。 世界の子どもたちをとりまく環境や社会を考え、大人自身が自らをも顧みるような、映画から世界を丸ごと愛するために遺した一冊。 【別館M2階映画書】今年亡くなら...
岩波書店好奇心とスケッチブックを手に、ことわざを集める旅に出発! マレーシアでは旅することを風を食べると言い、フィンランドではやり方はいくらでもあると猫を布巾に。 エチオピアではヒョウの尻尾をつかんでサバイバル。 発想にびっくり、教訓に納得。 36言語の心が喜ぶことわざ、ステキな文字を、イラストとエッセイで紹介。 著者...
アメリカの日常にはびこる黒人差別は決して根絶されず再燃する。 ピューリツァー賞受賞・黒人女性作家が自らの体験をもとに、差別の底に潜む、白人、バラモン、アーリア人の「優越」を保持するカースト制のメカニズムを探る。 アメリカの民主主義を蝕むカーストの恐るべき悪とは。世界的ベストセラー、待望の邦訳。 (↑クリックするとAma...
文政四年七月、二頭のヒトコブラクダがオランダ船で長崎に到着。 以後十年余り見世物として全国各地を巡業、一目見たいと人びとは熱狂した。 その様子は多くの随筆記録・絵画に描かれ、落語・歌舞伎のあてこみ、民間伝承も生まれた。 著者は文献・資料を丹念に読み解きながら、ラクダを通した異国形象認識について解き明かす。 文政の頃、日...
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