戦争は、 ジョゼ・ジョルジェ・レトリア (著), アンドレ・レトリア (イラスト), 木下眞穂 (翻訳) 岩波書店 (2024/4/18) 2,200円

戦争は、何も知らない人たちの柔らかな夢に入りこむ。

戦争は、物語を語れたこともない。

気づかぬうちに進行する病気のように日常をずたずたにし、野心や憎しみを糧に貪欲に育つ戦争。

自らも独裁政権に抗した、ポルトガルを代表する文学者の詩とその息子による絵で、戦争の残酷な本質を描く。

今こそ読まれるべき、衝撃的な絵本。

著者について
ジョゼ・ジョルジェ・レトリア?Jose Jorge Letria

詩人、作家、戯曲家、ジャーナリスト。1951年カスカイス生まれ。ユネスコ国際賞、カストロ児童文学賞など。児童向けの作品はEU「異文化間教育のための書籍と読書」リストに掲載されている。EU文学賞審査委員長(2012)、レジスタンス音楽家でもある。息子アンドレとの合作に『もしもぼくが本だったら』(宇野和美訳、アノニマ・スタジオ刊)などがある。

アンドレ・レトリア Andre Letria
画家。ジョゼの息子。1973年リスボン生まれ。グルベンキアン賞、ブラティスラヴァ世界絵本原画展、ボローニャ国際絵本原画展でのイラストレーションやデジタル(アニメーション)賞など受賞多数。

木下眞穂?Maho Kinoshita
ポルトガル語翻訳家。上智大学ポルトガル語学科卒業。訳書にサラマーゴ『象の旅』(書肆侃侃房)、アグアルーザ『忘却についての一般論』(白水社)、タヴァレス『エルサレム』(河出書房新社)、絵本『どうぶつせんきょ』(ほるぷ出版)など。ペイショット『ガルヴェイアスの犬』(新潮社)で第5回日本翻訳大賞受賞(2019)。


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

戦争は, [ ジョゼ・ジョルジェ・レトリア ]
価格:2,200円(税込、送料無料) (2024/4/24時点)

楽天で購入

 

 

おすすめの記事