みがわり 青山七恵(著) 幻冬舎 (2020/10/28)

つまらない筋書きを断固拒否する。

これはわたしの物語。わたしの人生。

駆け出し作家の律は、自分と瓜二つの亡き女性の伝記を書くことに。

だが辿り着いた真実によって、律は窮地に追い詰められていくーー。

予測不能のラストに向かって疾走する傑作長編

逃げ出そうとしたときにはもう遅かった。

新人賞を受賞したものの小説を一冊も刊行できていない律は、ファンを名乗る女性から姉の伝記執筆の依頼をうける。

だがその姉は亡くなっており、生前の姿形は律と瓜二つだったという。

取材を進めるうち明らかになる姉妹の確執、家族の秘密。

律が開けた扉は、パンドラの箱だったーー。


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