泣きたい夜の甘味処 中山有香里 (著) KADOKAWA (2022/1/28) 1,210円

真夜中だけ営業している甘味処の物語。描き下ろし52Pと11のレシピつき

「何度読んでも泣けてくる。胃の中から手当てされるような、甘味の力が詰まってる。」(漫画家・末次由紀)

とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。

提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。

今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。

夢をあきらめた夜、

愛する人を想う夜、

自分のことが嫌いになった夜。

―そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。

主人公たちが知らない、もうひとつの視点から綴った描き下ろし52Pに加え、11のお菓子レシピがついています。

もくじ
・疲れ果てたビジネスマンと昔ながらのドーナツ
・会社を辞めたOLさんといちご大福
・落ち込んだ新人さんが干し柿を拾う話
・夫を亡くした奥さんと梅酒ゼリー
・私だけのパフェ
・ギャルとばあちゃんとマフィン
・がっちゃんのココアクッキー
・心配性なお母さんとバナナケーキ
・緑のライオンと栗きんとんのパイ
・3人の青春とプリン
・夕暮れのチーズケーキ

「悪く言えばありがち、マンネリ、なんだけども、そんな小難しいことも考えたくないほど疲れた時に サクッと読んで ダバーッと泣いて スッキリしたいならおすすめ。

隣のエピソードの登場人物がチラッと出てくる系の話が 個人的に大好きなので 前半だけでも満足。」

「人それぞれの思いや思い出に寄り添ったスイーツをサケとクマのコンビが出してくれて食べたお客様のモヤモヤした気持ちがほぐれていくのと同時に読んでる私も色々な事を思い出し泣いたりクスッと笑えたりして癒されました。」

「車内広告で即決購入。いつもならサンプル読んでからとかなのに即買いし、さらにその後の電車内で号泣しながら読みました。人間不信になってたりした私ですが、この中に出てくる人々のあたたかさに浄化されました。
本当にみんなにおススメしたい名作です。」


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