ななみの海 朝比奈あすか (著) 双葉社 (2022/2/17) 1,760円

児童養護施設で暮らす高校生のななみ。

「馬鹿にされるな」という祖母の言葉を胸に、医学部進学を目指し受験勉強に励む日々。

ダンス部最後の発表会、初めての彼氏、進学費用のためのアルバイトなど、高校生活を色濃く過ごすなか、ななみが自分の意志で選択した道とは――。

十代の心許なさや揺らぎを繊細に掬いとり、前途を温かく照らす青春エール小説。

著者について
1976年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。
2000年、ノンフィクション『光さす故郷へ』を刊行。
06年、群像新人文学賞受賞作を表題作とした『憂鬱なハスビーン』で小説家としてデビュー。
その他の著書に『憧れの女の子』『自画像』
『人生のピース』『君たちは今が世界』『翼の翼』など多数。


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