児童養護施設で暮らす高校生のななみ。
「馬鹿にされるな」という祖母の言葉を胸に、医学部進学を目指し受験勉強に励む日々。
ダンス部最後の発表会、初めての彼氏、進学費用のためのアルバイトなど、高校生活を色濃く過ごすなか、ななみが自分の意志で選択した道とは――。
十代の心許なさや揺らぎを繊細に掬いとり、前途を温かく照らす青春エール小説。
本日の注目本#朝比奈あすか 『ななみの海』(双葉社)
児童養護施設で暮らす高校生のななみ。医学部を目指して受験勉強に励む日々。進学費用のための懸命なアルバイト、ダンス部仲間と最後の文化祭、初めての彼氏・・・
ななみが自分の意志で選び取った道とは?
少女の前途を温かく照らす感動長編! pic.twitter.com/jYMdNBYdG6— 走る本屋さん 高久書店 (@books_takaku) February 17, 2022
著者について
1976年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。
2000年、ノンフィクション『光さす故郷へ』を刊行。
06年、群像新人文学賞受賞作を表題作とした『憂鬱なハスビーン』で小説家としてデビュー。
その他の著書に『憧れの女の子』『自画像』
『人生のピース』『君たちは今が世界』『翼の翼』など多数。
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